2018.3.24 歴史を刻んだ第1歩。世界漁業廃止デー「魚の気持ちを考えよう@京都デモ」魚を食べないで!問題山積みの漁業!海洋汚染プラスチックの約半分が漁具!魚介類消費大国の日本の罪はあまりに重い。

2018年3月24日

今日のアニマルライツ活動は、魚の苦しみを訴える日本初のデモ行進★

誰かが1歩踏み出さなければ道を作ることはできません。

だからその1歩になる!!!

2018.3.24世界漁業廃止デー「魚の気持ちを考えよう@京都デモ」参加者募集ページ

http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-151.html

出発場所の京都市役所前まで魚を運んでる時の様子。なんてたくましいのか、笑

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まずは頑張って作った魚のコスチューム、感動の着用シーン!!!笑

家の中での存在感は半端なかったけど、外で着用してみたら思ってたより地味で、ペラペラの作りのため、風に煽られてしょぼい感じに、笑

でも一生懸命作ったし愛を感じてほしい~。

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魚の訴えと解りやすいように、ニモコスチュームも用意。

唯一そこまで手が回らず作れなかったのがチラシ、、、、

そこは、反省点やけど11日間でココまで用意した自分を今回は褒めてあげたいです。

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お正月にやったアニマルライツマーチもだったけど、今日のデモに集まってくれる皆様は動物達の現状を変えるために筋の通った本気の皆さまだと思います。

今日は動物問題に目覚めてる人でさえ差別されてる対象の魚たちの事を訴えるのですから、

世間的にはより頭のおかしい人たちという事にされ冷たい視線が向けられる可能性が高いだろう、

漁船の甲板に魚を叩きつけるように、私たちにガンガン非難の声を浴びせ叩く人たちは多いだろうし、魚を捌くように私を切りつけに来る人もいるかもしれないとか、笑

いつも以上に、攻撃される事が予想されたので、参加者の皆さまには華麗にスルーしていただくようお願い。

まぁいつも叩かれ慣れている、そんな経験を積んでる仲間達はそんな事には動じないでしょうけどね^^

そして、どんな反応が見れるのか楽しみでさえあったデモ。

不安や心配も愛しい想いに変えて、さあ新しい1歩を歩き出そう!!!

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2018.3.24 世界漁業廃止デー「魚の気持ちを考えよう@京都デモ」

本日の訴え

『皆さん、こんにちは!

今日は、動物達の中でも特に差別され搾取されている魚の問題、魚食廃止を訴える、世界漁業廃止デーです!

この国際イベントは、2016年にスイスとフランスでスタートし、

2017年より世界中のあちこちで開催される大規模な国際イベントとなりました。

魚は日本の食生活に深く浸透しているものですし、私たちの訴えに驚かれている方も多いと思いますが、

世界を見渡せば動物の保護運動は活性化しており、同じ動物であるにも関わらずその存在を忘れ去られている魚に対しても

扱いを変えていこうという運動はどんどん大きくなっています。

魚という生き物は皆さんの中でどのような位置づけにあるでしょうか?

魚は苦痛を感じるか?それについて考えてみたことのある人は少ないと思います。

人間の魚たちに対する様々な態度から見えてくることは、

魚は、まるで苦痛を感じない生き物かのように扱われているということです。

魚は食べものにされる生き物の中で最も酷い扱いを受けているといっても過言ではありません。

牛や豚や鶏と言った畜産動物達が私たちと同じように感情もあり苦痛も感じる生き物であることは、

一般的には理解されていますが、魚をはじめとした海洋生物はその見た目の違いの大きさから、

同じライン上に存在することを認めようとする人たちは極めて少ない現状です。

それは魚には痛点がないという迷信を信じてしまっている人が多い事も原因のひとつかと思います。

魚は自らの身に起きる危険を回避したり、人間には思いつかないような驚くほど豊かな能力を持った生き物です。

現在、様々な研究によって魚に苦痛を感じる能力があるという証拠が豊富に見つかっています。

しかし、魚に苦しむ能力がないという確たる証拠は見つかっていません。

それら専門家の判断からも、魚は苦痛を感じることのできる生きものである事は明らかなのですから、

私たち人間は魚に対する見方を変えていくべきでしょう。』

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『動物の権利、魚食廃止を訴える私たちは勿論動物を食べないVEGANです!!

動物を食べないと言うと、「魚は食べるんですよね?」っと質問を返される事が多々あります。

また牛や豚といった畜産動物達の問題を理解できている人でさえ、魚を食べるのは止められないという人がいます。

魚は苦痛を感じない生き物というのが世間の常識になってしまっています。

それだけ魚は差別されている生き物なのです。

見た目の違いが大きいのでしょうか?魚は悲鳴をあげないからでしょうか?

魚は陸上の生きものではないからでしょうか?

ベジタリアンで有名なポールマッカートニーが、ベジタリアンになった最大の理由は動物達への思いやりだと述べています。

そしてそのきっかけのひとつが魚釣りであったことを語っています。

ポールマッカートニーは言っています。

~魚を釣り上げ、魚が息をしようと苦しんでいるのを観た時、自分が何をしようとしているのかハッとした。

魚の命は自分の命と同じくらい大切なものであることに気付いたんだ。~

捕らわれた魚たちは苦しんでいます。

あらゆる研究からも魚が苦痛を感じる能力を持っている事は疑いようのない事実です。

今日3月24日は、世界漁業廃止デーで、世界中のあちこちで魚の権利を訴える国際イベントが行われています。

どうか皆さま、今日は日頃命ある存在として意識されてない、魚たちに対する態度を改めるきっかけにして貰えると幸いです。』

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「魚は苦痛を感じている!」

「魚を食べるのやめよう!」

いきなりそんな訴えをするデモ隊が前を通るとか、

日本初の歴史を刻むデモ行進を見られた街行く皆さまはラッキーだったと思います、笑

今日はどんな罵声を浴びせられるのだろうとワクワクしていた私(Mではありません、ドSですが。)

デモ中はいつもマイクに集中しているので、中々その声を拾うことはできないのだが、今日は「こいつら相当アホや。」と訴え内容を馬鹿にする大きな声が私の耳にも届いていて予想通り「反抗的な態度祭り」になるかな?っと思ったのだが、

京都で最初、肉食反対デモをやった時みたいに、血相変えて今にも殴りかかってきそうになってたオッサンとか、そこまで目立つ反応はなく、意外に静かでおもんなかったです、笑

街行く人たちの反応をいつも一番身近でチェックしてる池ちゃんにも後から聞いた所、

いつもより周りの反応は大人しめだったとのこと。

池ちゃん曰く、あまりに呆れてものが言えない、そんな感じかもと、笑

あと、個人的にはマグロ問題とか深刻な漁業関係のニュースで世間は騒いでたこともあって、

持続可能な漁業のススメと勘違いして訴え内容に耳を傾けようとした人もいたのではないかなぁ~っとか感じたりもしました。

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シュプレヒコール

「魚は苦痛を感じる生きものです!」

「海の生きもの苦しめないで!」

「魚に対する態度を変えよう!」

「動物の権利を考えよう!」

「魚に対する差別をなくそう!」

「魚釣りを止めよう!」

「魚を食べるの止めよう!」

「動物食べるの今すぐ止めよう!」

「畜産が環境を破壊しています!」

「海洋汚染も深刻です!」

「持続可能な未来のために!」

「魚の搾取を今すぐ止めよう!」

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シュプレヒコール

「魚食べなくても死にません!」

「絶滅問題も解決します!」

「魚食への執着を手放そう!」

「菜食生活はじめよう!」

「動物食べない方が健康です!」

VEGAN生活はじめよう!」

「動物食べるの今すぐ止めよう!」

「魚を捕まえないで!」

「魚の苦しみ考えよう!」

「魚への偏見をなくそう!」

「見た目の違いで差別しないで!」

「魚に対する態度を変えよう!」

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『魚が苦痛を感じないという言い伝えはもう過去のものです。魚だけではありません。

甲殻類や頭足類といった水生生物にも苦痛を感じる能力があることが明らかになりつつあります。

今年ニュースで取り上げられていたのでご存知の方も多いかもしれませんが、

スイス政府は、この3月よりロブスターを生きたまま熱湯に入れることを禁じる法律を制定しました。

その背景には、ロブスターが痛みを感じる高度な神経系を保持している可能性があるとする研究結果が元になっています。

スイスの新法では今後は、調理前に気絶、もしくは絶命させることが必要になり、

輸送の際もロブスターを含む甲殻類を氷詰めの状態や氷水に入れて運ぶことも禁止にしています。

またイタリアでもロブスターを氷詰めで保管することを禁止する新しい法律が出来ています。

ノルウェーニュージーランドでも、魚や甲殻類イカやタコと言った水生生物は、

動物福祉法で守られるべき対象になっています。

甲殻類も痛みを感じ、感情を持つ動物だという証拠が次々と報告されており、

現代では彼らが痛みを感じることができるということに国際的な同意が得られつつあります。

しかし動物の苦しみに無関心で動物愛護後進国になり果てている日本は、

いまだに活造りが当然かのように存在し、ロブスターや伊勢エビを生きたまま真っ二つに切り裂いたり、

伊勢エビやカニを、生きたまま沸騰した熱湯の中に放り込むという調理方法が一般的に行われています。

日本はその他の動物問題においても、群を抜いて動物の扱いが酷い国です。

動物に苦痛を与えるとして他国では禁止されている方法で、いまだに犬や猫も殺処分しています。

今日私たちは魚たちの犠牲について訴えていますが、日本の皆さんに考えて貰いたい動物問題は他にも山ほどあります。

今日は魚の問題をきっかけに、国際的に非難されている日本の動物の扱いの酷さ、

日本人の動物達への犠牲に対する無関心さについても意識を向けるきっかけにして貰えたら幸いです。』

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『今日は世界漁業廃止デーです!

世界最大規模と言われている魚介類消費大国である日本は、

魚食が引き起こしている問題についてより向き合わなければならない立場にあります。

海の生きものたちは、勝手な人間目線で資源という事にされ、散々な扱いを受けていますが、

まず資源という事にしている、その視点が根本的な間違いだということに人類は気づくべきです。

魚がどれほど優れた生きものであるかは様々な研究で明らかにされています。

魚は資源ではありません。豊かな個性を持った私たちと同じ命ある存在です。

動物は人間が都合のいいように利用していい存在ではありません。

魚はダメージや損傷を検知できることが解っています。

金属製のフックで口を突き刺され、水中から引きずられた魚は、痛みやストレスが大きくなります。

ある研究では、彼らが殺されずに戻された場合、

再び捕らえられる事がないよう回避行動をとることも分かっています。

魚は感情があり、仲間を認識し、私たちと同じように社会的な生活を送っています。

魚は他の魚を認識して覚える能力があり、複雑な社会を構築しています。

200件近くの魚の知覚に関する研究論文を調べ、科学的論証を行った、魚生物学者はこう述べています。

「今まで魚に対してどれほど残酷なことをしてきたかと思うと気が遠くなる」と。

魚の苦痛に関してより知りたい方は「魚は痛みを感じるか?」という書籍で詳しく語られていますので、

是非読んでみてください。

執筆したヴィクトリア・ブレイスウェイトは科学者として客観的な事実を提示し、冷静な問題提起を行なっています。

魚には痛みや苦しみを感じる能力が備わっていることを示す数多くの証拠が見つかっており、

その能力は、ヒトの新生児や早産児以上であることがわかっています。

今日は魚の権利を訴える、世界漁業廃止デーです。

人間の動物達に対する差別行為は酷いものですが、魚は見た目の違いから、

他の動物達よりも遥かに大きな犠牲を強いられています。

様々な研究から魚が苦痛を感じる生きものである証拠は豊富に見つかっています。

魚たちへの暴力行為であるひとつ。

網を海底に沈め、船で引っぱり魚を水揚げする底引き網漁。

網が引き上げられると急激に水圧が下がり、かかった魚の浮き袋は膨張し、

内臓が飛び出し目はゆがみ、そして漁船の甲板に叩きつけられ、

時間をかけて窒息死させられている魚たちの苦しみがどれほどのものか、皆さん一度考えてみてください。』

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『皆さん、こんにちは。今日は世界漁業廃止デーです。

世界漁業廃止デーとは、魚と甲殻類、そして、頭足網の動物の漁業と養殖の廃止を求める国際イベントです。

今日は日頃世間から、命ある存在でありながら無視されがちな魚たちの気持ちを皆様に考えて頂きたいと、

世界各国で様々なイベントが開催されています。

いま海の環境破壊、海洋汚染がどんどん進み、魚たちがどんどん姿を消していることは皆さんもご存知かと思います。

全ては人間の経済活動が原因であり、海の生きもの海そのものをどんどん破滅の方向へ追いやっています。

このままいくと2048年には魚は海から姿を消すと言われているほど問題は非常に深刻です。

その主な原因は、人間が魚を捕りまくってきたことにあります。

地球温暖化による海水温上昇や海産物の乱獲など、海をめぐる問題が日々深刻さを増していますが、

全ては人間の経済活動が原因です。

いま私たちは動物の権利を訴え活動していますが、動物の苦しみに寄り添えない人でも、

誰もが海の生きもの、海そのものを破滅に追いやっている罪を認め問題に向き合い

何かしら行動を起こしていかなければならないのではないでしょうか?

絶滅の危機に追いやられているのは魚だけではありません。

皆さんは漁業を含めた畜産が環境破壊を引き起こす最たる要因になっていることをご存知ですか?

ご存知ない方は、畜産と環境破壊の関係をインターネットで調べてみてください。

漁業を含めた畜産業は環境破壊を引き起こす最も最たる要因となっており、

動物を資源とみなし食べものにすることで、人間は自分たちの未来も台無しにしようとしているのです。

持続可能な漁業なんてありえません。

何としてでも魚を食べつづけようとする傲慢さを反省し視点を変えて、魚を食べるのを止めませんか?

人間は食物連鎖の頂点にいると勘違いし、計り知れないほどの命を犠牲にし続けています。

その結果、この地球そのものがどれほど破壊される結果になっているでしょうか?

全ての問題は繋がっています。

わたしたち人間はそれぞれが持つ命の価値について一番に考えるべきです。

魚食廃止を訴える私たちは全員、動物性食品を食べない、動物達の搾取に反対するVEGANです。

動物を食べないと生きていけないと思っている人は多いと思いますが、

必要な栄養素はすべて植物性だけでまかなえる事を知っていますか?

いま動物保護、環境保護といった倫理的な観点から、世界中でVEGANという生き方を選択する人が増えています。

VEGANこそ今最も求められている生き方です。

誰かを搾取して生き続ける世の中は間違っています。

今日は世界漁業廃止デーです!

持続可能な漁業ではなく、誰もがハッピーになれる持続可能な未来についてみんなで考えていきましょう!』

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シュプレヒコール

「魚は苦痛を感じる生きものです!」

「海の生きもの苦しめないで!」

「魚に対する態度を変えよう!」

「動物の権利を考えよう!」

「魚に対する差別をなくそう!」

「魚釣りを止めよう!」

「魚を食べるの止めよう!」

「動物食べるの今すぐ止めよう!」

「畜産が環境を破壊しています!」

「海洋汚染も深刻です!」

「持続可能な未来のために!」

「魚の搾取を今すぐ止めよう!」

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シュプレヒコール

「魚食べなくても死にません!」

「絶滅問題も解決します!」

「魚食への執着を手放そう!」

「菜食生活はじめよう!」

「動物食べない方が健康です!」

VEGAN生活はじめよう!」

「動物食べるの今すぐ止めよう!」

「魚を捕まえないで!」

「魚の苦しみ考えよう!」

「魚への偏見をなくそう!」

「見た目の違いで差別しないで!」

「魚に対する態度を変えよう!」

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『2006年、アメリカの科学雑誌の「Science」に衝撃的な論文が発表されて話題になりました。

その内容とは「2048年には海から食用魚がいなくなる」という水産業界と消費者に対する警鐘です。

アメリカとカナダの合同研究チームによるこの研究は、海洋の生物多様性が漁業によって急速に失われていることを指摘するもので、

このまま操業と消費を続ければ漁業の対象魚の激減が続き、2048年にはほぼ消滅すると主張しました。

そして魚が食卓から消えるばかりでは済みません。

海洋の生物多様性が失われることにより、海の水質が悪化して沿岸の生態系にさらに悪影響を及ぼすといわれています。

いま魚を食べる皆さんが、魚食そのものを見直さなければならない時代に来ています。

地球温暖化による海洋汚染、環境破壊問題も深刻です。

プラスチック問題も深刻です。

放射能汚染問題も深刻です。

海が破壊され続けているこの現状が、私たち人間が生きていく上でもどれだけ危険な状態にあるのか、

一般常識のある方ならご理解頂けると思います。

私たちは今、魚たちの苦痛を考え魚食廃止を訴えてはいますが、

もし魚の苦しみを無視したとしても、海そのものがあらゆる汚染にさらされている現実問題として、

魚を食べることは賢い選択にはなりえないのではないでしょうか?

人間の経済活動によって海はどんどん破壊されています。

魚たちの苦しみを理解して意識を変えて頂くのが一番ではありますが、

もし魚たちの苦しみが理解できなかったとしても、魚介類を消費せず、菜食生活に切り替えていくのは、

今起こっている数々の問題に向き合えば、決して難しい選択ではないはずです。

今日は、世界漁業廃止デーです。魚が可哀想と思えない人でも、今日は魚を食べ続けることの問題の深刻さについて

皆さまに何か少しでも考えて貰えるきっかけになっていたら幸いです。』

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この後、ペットショップが2軒存在するエリアに突入で、

いつものように一時的に訴え内容を変更させて頂きました。

【動画】

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人気のお寿司屋さん前を通過。

「魚の苦痛を考えよう!」

「魚を食べるの止めよう!」

「お寿司を食べるのやめよう!」

「お寿司屋さんに行くのはやめよう!」

突然コールを変えたアドリブに、参加者の皆さん着いてこれなかったようです、スマソ笑

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以下の訴えは、世界漁業廃止デーキャンペーン動画より↓

『魚が高い知能を持っていること、

またそれぞれ全く別の個性をもっていることは

科学的合意に至っています。

道具を使う魚や優れた記憶力のある魚がいます。敏感で好奇心旺盛、洞察力があります。

哺乳類を同じように痛みも感じます。私たちの命と同じように、魚の命もかけがえのないものです。

苦しみたくないのは魚も人間も同じです。

イカやタコなどの頭足類、カニやエビなどの甲殻類も同様です。

陸生動物と水生動物を倫理的に差別するべきではありません。

食べるために魚を殺す権利は私たちにはありません。

それは犬猫、他の動物や人間を食べるために殺す権利がないのと同じです。

魚は何十億の単位で殺されています。

その方法は他種の動物だったら許されないような残酷なものです。

船が巨大なトロール網で海底を引き摺り数百トンの動物が捕獲されます。

船上に引き揚げられる時、動物達は減圧に苦しみながら窒息死したり、

他の動物達の重みに押しつぶされたりして死にます。

目的外の水生生物、つまり漁業において混獲と呼ばれるものが

釣り針にかかったり、網に絡まったりするのは日常茶飯事です。

それらの動物は海に投棄されます。

世界の海の悲劇的な状態について、専門家は警告しています。

私たちが魚を捕り続けるなら、何兆ものこの知性ある動物は壊滅することになります。

養殖においてもひどい動物虐待が行われています。

魚は自らの排泄物の中で泳がされています。ぎゅうぎゅう詰めの有毒な汚物だめです。

病気も蔓延していて、あまりに酷い所では40%の魚が出荷のために殺される前に死んでいます。

甲殻類養殖場も同様です。

ポールマッカートニーは言い得ています。

「4足、2足、または足がない動物、いずれの肉にせよ血の通った肉に変わりない。」

育てる環境も殺す環境も魚に苦しみを与えています。

人間は肉を食べる必要はありません。

知性を持つ動物を虐待したり、不必要に殺したりするべきではありません。

動物を食用に育てる事、魚とり、狩り、そして動物肉の販売、搾取は止めるべきです。

魚・頭足類・甲殻類はまったく保護の対象になっていません。

漁業・養殖業は毎年何兆もの犠牲を出しています。

肉のために殺される動物のうち、およそ97%を占めています。

倫理上の観点から、魚の捕獲も養殖も禁止させなくてはいけません。』

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こちら今回のツイッターの反応。本当に大人しくて、もっと頑張ってくれよと言いたい、笑

今回は何かある度に襲撃してくる、どこかに雇われた組織的と思われる反対勢力からの圧力もなくて幸子淋しかったわ。

肉食反対をはじめとした様々な投稿がアンチ勢力から度々炎上させられ、万単位?w ほどの糞リプを送られる嫌がらせ行為にすっかり慣れてしまった私はこんな程度では全く心揺さぶられないのです。

今日のデモがもっと大きな100人規模とかだったらまた反応も違ったでしょうね。

そう考えると、こんな小さなデモ隊に、反応してくれた皆さんが愛おしくさえ思えてきますわ(ToT)

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そしてリアルに愛おしい美しい本日の参加者の皆さま。今日は本当にありがとうございました!

12名で良く頑張りました!(^^)!

さっち~・安ちゃん・池ちゃん・まみちゃん・あおい母さん・多田モン・ずーしみ・さゆみさん・ひろこさん・タカさん・ジジさん・シェイエン

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【動画】

デモが終った前後に、まるで私たちの活動を後押ししてくれるかのように(プラス思考、笑)

続々と漁業の問題点を取り上げるニュースが発信されていました。

中でも驚きだったのは海を汚染している深刻なプラスチック問題の原因の約半数が、一般消費者が出したプラスチックではなく、漁具だったという新たな事実が発覚したことです。

漁業が益々いらないという気持ちがより強くなりますね。

今日デモを観た人も、そうでない人も、一般的には私たちの訴えは、頭のおかしい訴えとしての驚きと受け取られるのでしょうが、

しっかりと現実問題の数々、情報に向き合えば、魚を食べるのを止めることが大きな解決策になること、最低限VEGANになるのが今最も求められている選択であることが理解できると思います。

以下のニュースの数々を観て持続可能な漁業の方法について話合ってる場合ではないと思いませんか?

いま世界中で肉食離れが進んでいます!この日本でもどんどんVEGANは普及してきています。

動物を食べなくても豊かな食生活が送れる時代です。魚を食べなくても大丈夫どころか魚食は危険です。

日本の皆さん、思いやりを持って、魚たちを食べることを、動いている生きものを食べることをやめませんか?

~以下転載~

乱獲続けば…海の幸「今世紀半ばにゼロ」 国連が報告書

https://www.asahi.com/articles/ASL3R4G2PL3RULBJ00F.html

 乱獲などが続けば、今世紀半ばにアジア・太平洋地域の沿岸や海で漁獲可能な魚がいなくなるなどとする報告書を、国連の科学者組織「生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学政策プラットホーム」(IPBES)が23日、公表した。世界の4地域で、生物多様性やそのもたらす恵みの現状について、初の評価報告書をとりまとめ、コロンビアで開かれた総会で承認された。

 アジア・太平洋地域の報告書では、世界の養殖の9割が集中し、東南アジアでは2000年以降、漁獲量が大幅に減っているなどと指摘。環境負荷の高い養殖や乱獲、収奪的な漁業が、沿岸や海洋の生態系の脅威になっているとし、現状のような水産業のあり方では、48年までに漁獲可能な魚はいなくなると警告した。

 地球温暖化の影響を抑えても、50年までにサンゴの90%が傷み、適切に管理されたサンゴ礁も年1~2%ずつ失われると予測。プラスチックごみを運ぶ量が多い川は、世界の上位10本中8本がアジアにあり、これらの地域が世界の海ごみの88~95%を生み出しているとした。

 また、1990~2015年に東南アジアでは森林が主に伐採で12・9%減り、外来種の影響による生物多様性の損失は年335億ドルに達すると見積もった。ほかの場所でも、温暖化に伴う異常気象や集約的な農業などが、悪影響を与えているという。

 こうした結果、各地の固有種の約25%が絶滅の危機にあることも判明。報告書は「生物多様性の回復不能なほどの損失を防ぎたければ、保護区や重要な地域を守る資金を大幅に増やす必要がある」と指摘している。(小坪遊)

太平洋ゴミベルト、46%が漁網、規模は最大16倍に

「調べれば調べるほどプラスチックが見つかってしまう」と研究者

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/032600132/

2018.03.27 ナショナルジオグラフィック日本版サイト

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海洋研究者のチャールズ・ムーア氏が、ゴミの混ざった水のサンプルを手にする。1997年にムーア氏が命名した太平洋ゴミベルトから採取したものだ。(PHOTOGRAPH BY JONATHAN ALCORN, BLOOMBERG/GETTY)

 太平洋ゴミベルトは世界でもっとも多くのゴミが漂う海域だ。米国カリフォルニアとハワイの間にあり、面積は日本の倍以上と言われる。(参考記事:「太平洋ゴミベルトの“ゴミの渦”」)

 このたび発表された調査の結果、太平洋ゴミベルトに漂う7万9000トンに、これまで考えられていた以上に漁具が含まれることが判明した。この論文は3月22日付けの学術誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。

 論文によると、ゴミベルトに浮かぶプラスチックの数は1.8兆個と推定され、そのうちの94%を0.5~5ミリまでのマイクロプラスチックが占める。だが、これは重量では8%ほど。ゴミの総量は7万9000トンと推定され、従来の4倍~16倍にのぼると結論付けている。研究チームは、こうしたゴミの10~20%は2011年に日本を襲った津波によるものと見積もっている。(参考記事:「南太平洋の無人島にゴミ3800万個、日本からも」)

 加えて、ゴミの46%を化学繊維の漁網が占めており、その他にもロープ、養殖カキの間隔を空ける管、ウナギを捕るわな、かご、箱といった漁具が含まれることも明らかになった。(参考記事:「太平洋の津波ゴミ調査隊員、一般公募」)

■ゴミベルトには何が浮かんでいるのか?

 太平洋ゴミベルトが発見されたのは1997年のこと。ヨット愛好家のチャールズ・ムーア氏が、ロサンゼルスの拠点に戻る途中、プラスチックのボトルなどのゴミが混ぜこぜになって漂う海域を通過した。シアトルで活動する海洋学者カーチス・エベスメイヤー氏が、これを「太平洋ゴミベルト」と名付けた。氏は、海流と漂流物の追跡に精通しており、お風呂用のアヒルのおもちゃやナイキのテニスシューズなどの探索も手がけたことで知られている。

 この海域ではいま、オランダ人のボイヤン・スラット氏が設立した非営利団体「オーシャン・クリーンアップ」によって、3200万米ドルという規模の清掃活動が行われている。氏は現在23歳という若さで、この問題に取り組み始めたときはまだ10代だった。(参考記事:「“太平洋ゴミベルト”の実態調査」)

 陸地は存在しないにもかかわらず、広告業界のある経営者コンビが、この海域を実在する「国」だと宣言した。2人はこの海域に「ゴミ諸島」(Trash Isles)という国名を付け、米国の元副大統領アル・ゴア氏を1人目の「国民」として登録。2017年秋、国連に承認を申請した。この派手なキャンペーンによって、ゴミベルトのイメージはさらに強固になった。

 これが太平洋ゴミベルトの概要だ。しかし、ゴミの具体的な構成は、今までほとんど明らかになっていなかった。

リンク先【動画】世界中で大量に捨てられ、海に流れ込むプラスチックゴミ(解説は英語です)

「オーシャン・クリーンアップ」の海洋学者で、今回の論文の筆頭著者であるロラン・ルブルトン氏は、研究チームはこれまでよりも大きなゴミを算定しようとしたと話す。

「漁具が多いだろうと分かってはいましたが、漁網が46%というのは予想を超えていました」とルブルトン氏。「当初、漁具はきっと20%台だろうと考えていました。海洋ゴミに関しては、それが世界的に異論のない数字だからです。20%が漁業関連、80%が陸地由来というわけです」

 故意に捨てられた、あるいは誤って流された網を、研究チームは「ゴーストネット」という造語で呼んでいる。これが海を漂い、クジラ、アザラシ、ウミガメなどに絡みつく。プラスチックのゴミによって窒息したり傷を負ったりする海洋哺乳類は、毎年10万頭に上ると推定されている。(参考記事:「投棄された網にかかって死んだオナガザメ」)

リンク先【動画】3800万個のプラスチックゴミに覆われる南太平洋の孤島(解説は英語です)

 現在「オーシャン・クリーンアップ」は、このようにゴミと化した漁具の大半を取り除く仕組みを開発しており、今年中に実行に移す計画だ。

「興味深いのは、採取したゴミの少なくとも半分が、一般消費者が出したプラスチックではなく、漁具だったことです。これまで議論されていたのは、主に一般消費者が出すプラスチックでした」。自然保護団体「オーシャン・コンサーバンシー」の主任科学者、ジョージ・レナード氏はこう話す。「この研究によって、捨てられたり流されたりした漁具が、多くの動物の死因として見過ごせないことがあらためて確認できました。問題を確実に解決するために、プラスチックに関する議論の幅をもっと広げる必要があります」(参考記事:「【動画】鼻にストローが刺さったウミガメを救助」)

 プラスチック汚染をなくす活動をしているNPO「ファイブ・ジャイルズ・インスティテュート」の共同設立者で、海洋ゴミに詳しいマーカス・エリクセン氏は、この研究について注意を促した。限定的な調査のみに基づいているため、ゴミベルト全体の規模を正確に見積もるのは難しいという。だが氏は同時に、漁具がこれほど多く蓄積されていることを示す重要なデータだとも指摘した。

 太平洋ゴミベルトの調査結果の発表と時を同じくして、英国からも最新の報告書「Foresight Future of the Sea」が提出された。それによると、プラスチックの海への流出を防ぐ「広範囲な対策」に着手しなければ、プラスチックゴミによる海洋汚染は、2050年までに3倍になる可能性があるという。報告書は、プラスチック汚染は海面上昇や海水温上昇と並び、海にとっての大きな脅威の1つと明言している。(参考記事:「海洋ゴミ、最も効果的な対策は?」)

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北西ハワイ諸島のミッドウェー島で、死んだアホウドリの幼鳥の胃からプラスチックが見つかった。海を漂うプラスチックは、野生動物の生命を脅かすことがある。(PHOTOGRAPH BY DAN CLARK, USFWS/AP)

海がプラスチックゴミで埋まる日

 ルブルトン氏らの研究成果は、上空からの2度の調査と、海面のトロール調査に基づいている。前者は2016年10月に7000枚の画像を撮影。後者は2015年7月、8月、9月に18隻の船を使い、652回にわたって網で海面のゴミを集めた。

 海面トロールの結果が、論文に詳しく記されている。集められたプラスチックのうち、製造日を読めた物は50個だった。1977年が1個、1980年代が7個、1990年代が17個、2000年代が24個、そして2010年が1個。また、単語または文章が読み取れる物は386個あり、書かれていた言語は9種類だった。

 文字が読み取れたゴミのうち、日本語が書かれた物と中国語が書かれた物がおよそ30%ずつだった。製造国が判読できた物は41個で、出どころは12カ国に上った。

 研究チームは結論の中で、太平洋ゴミベルトのプラスチック汚染が「急激に悪化しており、周囲の水域よりもペースが速い」とも述べている。その一方で、彼らの結論の通りに、海洋ゴミの分布が劇的に変わると確信していない研究者もいる。世界中の海洋ゴミの大半は、大海の真ん中ではなく沿岸部にあると考えられているからだ。(参考記事:「海鳥の90%がプラスチックを誤飲、最新研究で判明」)

 レナード氏は、この研究の範囲の広さに感心したとし、「説得力のある科学的成果です」と評価する。「しかし同時に、この分野では、詳しく調べれば調べるほどプラスチックが見つかってしまうのも、また事実です」

文=Laura Parker/訳=高野夏美

漁師の数が過去最低 50年前比で7割減(みなと新聞) - Yahoo!ニュース

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180330-00010000-minatos-bus_all

3/30(金) 12:23配信

 漁業者の減少が止まらない。農林水産省が28日発表した「平成29年漁業就業動向調査」によると、2017年11月1日時点の漁業就業者数は前年同期比4%減の15万3490人。統計が始まった56年前の70万人から減少が続く。なぜ減少に歯止めがかからないのか。

 同省は漁業者の高齢化が進み、廃業したり、船乗りから陸上作業員へ移行したりしているためと説明する。漁業者に占める65歳以上の割合は増加傾向にあり、17年は38%だった。

 漁業就業者の減少幅は07年比25%減、1997年比45%減、87年比63%減、77年比67%減、67年比74%減。特に、直近20年間は10年で3割ずつ就業者が減っており、減少幅が大きい。若い漁業者の比率が増えれば将来、漁業者数の減少に歯止めがかかる可能性は高まる。ただ、17年はどの年齢層でも漁業就業者数が前年を割った。

厳しい漁業経営 平均所得235万円

 新規雇用者が増えない背景に、厳しい漁業経営がある。沿岸漁業者(漁船漁家)の平均漁労所得は235万円(16年)と民間企業労働者の平均給与422万円を大きく下回る。沿岸漁業者は年金や家族収入によって収入を補い、生計を成り立たせていることも少なくない。労働力人口が減少する中、漁業者の新規確保には所得向上や労働環境の改善が迫られている。

 漁業就業者の定義は満15歳以上で過去1年間、漁業の海上作業に30日以上従事した者としている。

 

世界で進む「肉食離れ」、ミレニアル世代がけん引

https://forbesjapan.com/articles/detail/20409

2018/04/01 11:30 Forbes JAPAN

ミレニアル世代は世界のあらゆる産業を揺り動かしている。食肉産業もその一つだ。消費者は急速に従来の食肉から離れ、植物べースの代替肉を選択するようになっている。

これは、数年前から世界的に見られる傾向だ。世界の主要企業およそ4000社を顧客に持つ英調査会社グローバルデータによると、肉を食べない、または消費量を減らしている人は、世界人口の70%に上ると見られるという。

同社のアナリストは、「こうした変化は主に、ミレニアル世代によってけん引されている。この世代の多くは食品の購入に関する意思決定において、供給源や動物福祉の問題、環境影響についてよく考えている」と説明する。

ただ、こうした変化はこの世代だけに見られるものではない。また、各界のセレブリティやアスリートたち、グーグルなどの企業や中国などの国々も、より多くの植物ベースの食品を取ることを支持している。

●代替肉やフレキシタリアンが登場

増加する「フレキシタリアン」(基本はベジタリアンだが、場合によって肉や魚も食べる「柔軟な菜食主義者」)から、恩恵を被っている企業もある。例えば、英国を拠点にキノコを原料としたハンバーガーやソーセージなどを製造するクォーン(Quorn)の売上高は昨年、「ミートフリー」の食事を習慣とする人が急増したことにより、大幅に増加したと見られている。昨年上半期の売上高は、前年比19%増となった。

グローバルデータによれば、米国ではビーガン(完全菜食主義者)として生活する人が過去3年の間に600%増加した。食品・農産品関連のサービスを世界的に提供する米カーギルが次のように述べていることが、こうした変化の理由をよく説明していると言えるだろう。

「消費者は地球を守るため、そして動物が思いやりある扱いを受けるようになることを保証するための選択をしている。彼らは自分たちが取るタンパク源の供給元を知りたい、自分が食べるものについて肯定的な気持ちでありたいと考えている」

小売最大手のウォルマートサプライヤーに対し、植物ベースの製品を増やすことを求めている。

一方、食肉の消費と環境への悪影響を関連付けるデータが増え続けるなか、この問題を懸念する人たちに対応するため、研究室でつくられた培養肉を大量市場に投入しようとする努力が続けられている。培養肉は、基本的には肉を食べることを完全にはやめたくないと考える人たちのための「クルエルティフリー」な(動物を殺していない)選択肢だ。

テクノロジー関連のスタートアップ(メンフィス・ミーツやモサ・ミートなど)は、2022年までにクルエルティフリーな培養肉を発売する計画を明らかにしている。ただ、世界市場に進出するためには、大幅なコスト削減を実現しなくてはならない。

●問題は命に関わる

ベーコンやハムなどの加工肉とがん発症の関連性を世界保健機関(WHO)が明らかにしたとき、食品関連業界には衝撃が走った。医療機関ガイドラインを示し、より健康な食事の摂取の奨励に力を入れている。米最大の医療団体カイザー・パーマネンテと米がん研究協会は、心臓病や死因となり得るその他の一般的な病気の治療に向け、野菜中心の食事を推奨している。

また、米科学アカデミーによると、2016~2050年に世界の肉の消費量を減少させることができれば、年間およそ800万人の命を救うことも可能だと推計されている。さらに、医療費と気候変動によってもたらされるコスト合わせて31兆ドル(約3290兆円)を節約することが可能だと見込まれている。

米国の公的医療保険(高齢者向けのメディケアと低所得者向けのメディケイド)制度にかかる負担を、大幅に軽減できるかもしれない。そして、洪水や暴風雨、干ばつの被害に関連して発生し得る多額のコストも削減できるかもしれない。

~転載終了~