2018年1月1日。元旦アニマルライツ活動。 ラストスパートの動物愛護法改正を求める署名集め。「戌年を祝い、犬に癒されながら、犬が殺されている現実には無関心な人々で溢れかえる日本の残酷なお正月。」

2018年 元旦 戌年

残酷な年がまた明けてしまった。

戌年を祝い犬に癒されながら犬が殺されている現実には無関心な人々で溢れかえる日本のお正月。

今年も悲しみを背負って街頭活動に向かうしかないワン。

1811a.jpg

途中、鴨川で気持ちよさそうに羽根を広げる鳥を羨ましく見つめる犬。

1811b.jpg

今年も長野県の諏訪大社で元旦の朝、生きたまま串刺しにされて生け贄にされ殺されたカエルや、羽根を広げるスペースさえ与えられてない窮屈な檻の中に閉じ込められている鶏たちや、出口のない苦痛に耐え殺されていく動物達の事を思いだして、こんな自然な光景も残酷に見えて仕方ないワン。

1811c.jpg

さてと、気を取り直して準備準備!!

去年は平和神宮前で活動したし、今年は久々に伏見稲荷大社にしようかと考えてたけど、

動物愛護管理法改正を求める署名も集めたく、伏見稲荷ではテーブルを広げるのは厳しいので、八坂神社への参拝客で賑わうこのエリアを選んだワン。

1811d.jpg

早速活動内容に関心を示し、署名してくれる方が。

そうやって他者の犠牲のために行動できる人だけが、この残酷な世界を少しつづ変える力になれる人。

ペットショップの犠牲者のパネルから署名に流れる方が多い。

犬や猫の問題がきっかけでもいいしそこから最も重要な種差別の問題について考えてくれる人が増えてくれたら嬉しいワン。

1811g.jpg

今日の活動は午前10時30分から17時30分まで。

午前中はまだ人の流れが緩やかだったが、お昼が近づくにつれ初詣客でどんどん混雑してきたワン。

1811f.jpg

1811h.jpg

1811i.jpg

今日お手伝いしてくれたのはお馴染み、まみちゃん♪

1811l.jpg

今回のお正月アクション配布用に、締切(1月15日)間近だというのに、

署名用紙1000枚コピーしたチャレンジャーな私(@_@;)笑

配布活動だけでなくチラシセットもお手伝いしてくれたまみちゃんの存在にとても救われました。ありがとう!

SYOMEIANIMAL1.jpg

1811k.jpg

署名締切間近です!動物達を助ける力になってほしいワン!

受け取ってほしいワン!!

しかし横目でチラッと見るだけでスルーする相変わらず残酷な人々で街は溢れかえってた。

そしてチラシ配布してたら「あ!ミッキーだ!!」っと言われた件。

1811j.jpg

いやどう見てもスヌーピーじゃね!?笑

スヌーピーがミッキーに見えてしまうほど、世の中の人々の感覚がどんどん悪い方に進んでいるとしたら怖いことだワン。

1811m.jpg

いつもの10倍?どれくらいやろう??

とにかく1年で最も人が溢れるお正月。

パネルに関心を寄せてくれる人は勿論いたが、人の多さを考えると、確率的にはとても低い。

1811aa.jpg

7時間の活動で集まった署名は、約50名ほど。

今までの活動と比べてもかなり少ないと思います。

逆に人の流れが多すぎても、活動が目立たない、人の流れに押されてゆっくり立ち止まれない等、効果が薄れる部分もあるのかもなぁ~っと考えたりもしました。

1811o.jpg

熊胆のパネル、しゃがみ込んでじっくり見てくれる人がいたのは嬉しいですね。

1811p.jpg

毛皮やダウンのパネルに衝撃受けてる人も多数。

その日その日で変わってくる部分もあるとは思うが、

街頭活動すると、だいたい人々の意識が今どのへんなのか良く解ります。

毛皮に関しては大手アパレル企業の脱毛皮宣言が続き、進んでいると思いたくなるけど、

結論から言うと、まだまだです。。。

お正月のお出かけでお洒落する人々の装いは特に人々の意識を映しだす。

部分使いのリアルファー、ダウン製品、相変わらずてんこ盛り。

1811n.jpg

別の場所に展示していたパネルを見ていた方。

1811s.jpg

そして私の存在に気づき「ナイス!!」っと声をかけてきてくれた、イギリス出身日本在住のファミリー。

イルカのパネルに特に関心を持っておられ、中国語なのに内容が理解できたよう。

THE COVEというワードと写真の感じから何を訴えてるのか解ったようです。

そしてこないだ関東へ旅行へ行った時に酷いものを観たのよ!っと携帯で見せてくれたのが、猿回しの画像。

思わず「不快だ!止めろ!」っと声をあげたと仰ってて、やはり海外の方の意識の違いを見せつけられた。

これは何なの?っと聞かれ、日本で有名な猿を奴隷にするパフォーマンスであることをお伝え。

あっちもこっちも動物を犠牲にする娯楽が半端ない日本の説明をしなければならない事が日本人として本当に恥ずかしいし悲しくてやりきれない気持ち。。

その後、菜食の話になったけど、勿論ベジタリアンよ!っという反応♪

お母さんがVEGANだそう。そして私にすんごい笑顔を向けてくれていた(笑)赤ちゃんもベジタリアンとのこと。

日本では、犬猫殺処分のパネル等を見てる人と話しても、菜食は別の世界の話で繋げて考えてる人は少ない。

スムーズに菜食の話に繋がるこの安心感ったらないし、日本で訴えることのしんどさを改めて痛感した件。

1811t.jpg

今日は、3日のアニマルライツマーチ用に作ってた新作パネル、

諏訪大社のカエル生贄問題、象牙問題、盲導犬問題のパネルを飾っていたのだが、

中でも一番人々が関心を寄せていたのが象牙のパネル。

「知らなかった…」っと、顔ごと切り取られた象の姿によほど衝撃を受けたよう。

国際的に大問題になっている象牙問題にすら関心がない日本人。

恥ずかしい言い訳ばかりを続け世界で唯一象牙を禁止しない国となってしまった日本。

象牙問題のパネルに立ち止まる人々の姿を見て、

あらゆる問題は、その国を構成している人々の意識で成り立っている、それが表面化してしまうということを、正月早々目の当たりにさせられました。

1811zoge1.jpg

1811zoge2.jpg

1811zoge3.jpg

1811zoge4.jpg

1811r.jpg

1811y.jpg

1811x.jpg

しかし、嬉しいと思える出来事もあった。

盲導犬反対のパネルも展示した街頭活動は今回初めて。

そしてパネルを観て話かけてきたオジサンがいた。

世間で「良い行い」という印象を持たれているだけに、

どうせ反論されるのだろうなと思っていたのだが、

「なるほど。こんな風に今まで考えて見た事はなかった。てっきり良い事をしているもんだと思っていた。」

っと、訴え内容が生きた、まさかの嬉しい反応を示してくださり、

どう考えても人間がサポートするのが一番良いことをお話したら納得して帰って下さって、何だかそれが今回の活動で得た一番の収穫かなと感じてしまった件。

必読↓「盲導犬の悲しい現実 制度に疑問の声」sippo(シッポ)

https://sippolife.jp/issue/2017121800005.html

moudoukenP.jpg

恐ろしい人混みの中、約7時間の活動で集まった署名はたったの50名ほど。

無関心の波に押されて配布できたチラシはたったの400セット。

しかし意外にも募金は11004円もあった!

日本の動物たちが置かれている悲惨な状況を知ってもらうため、締切迫る署名集めのため、ずっと声をあげながらチラシ配布していたのでせめて募金でもと、必死さが伝わったのだろうか!?

頂いた募金は私が信用しているアニマルライツ団体等への寄付、チラシ印刷代やその他活動に関わる費用に充てさせて頂いておりますm(__)m

数少ない関心を持って下さった皆さま、ありがとうございました。

1811z.jpg

それと、年末年始超ロング連休の仕事休みで毎日暇というまみちゃんが、笑

仕事で活動できない私の代わりに翌日1月2日と、1月6日も、1人で活動してくれて大助かりでした♪

1月2日は署名46筆。チラシ配布数約300セット。募金5000円ほど。

1月6日は人の流れが多かったにも関わらずどういう訳か一気に反応薄い状況となり、署名たったの13筆。チラシ配布数約150セット。募金740円。

まみちゃん、本当にお疲れ様でした、動物達のためにありがとう~!!

1人の活動は膀胱の心配がありますが、さすが若いだけあって、まみちゃんは両日ともトイレに一度も行かずに済んだようです。羨ましい~笑

近所で活動してくれていたので、仕事の休憩時間を利用して様子を観に行ってきた時の写真↓

1月2日

180102.jpg

180102A.jpg

1月6日

180106.jpg

180106A.jpg

1月3日に開催した「アニマルライツマーチ@京都デモ」のレポはこちら↓

http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-119.html

animalrightsmarch1.jpg