アマゾン先住民からの緊急メッセージ~全てを失う前に「悲しい葉っぱ。同じ瞳を持つ生きものたちと、同じ目線で考えればわかる事。」今こそ"美しき緑の星"を拡散しよう。

ここまで地球が壊れても、無関心な人々がいるなんて信じたくない。

このメッセージを見て、涙が流れない、胸が痛まない人間がいると思いたくない。

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われわれアマゾンの民は恐怖を感じている…次はあなたたちの番だ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190909-00010000-clc_guard-int

9/9(月) 9:45配信

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アマゾン先住民族カヤポの長老ラオニ・メトゥクチレ氏(2019年9月6日撮影)

【執筆:Raoni Metuktire】

 われわれアマゾン先住民やその指導者は長年、われわれの森に大きな損害をもたらしてきたきょうだいらに警告してきた──あなたたちがやっていることは、世界を変え、私たちの家を破壊し、あなたたちの家も破壊するだろう。

 われわれは団結のため、分断の歴史はひとまず脇に置いてきた。わずか一世代前、多くの部族が対立していたが、今では共通の敵と共に戦うため、われわれは一つだ。共通の敵とはあなたたちだ。われわれの土地に侵入し、われわれに残された森のわずかな居住地さえも燃やす、先住民ではないあなたたちのことだ。ジャイル・ボルソナロ大統領は、われわれの土地の近くの土地を所有する農場主に、森を開拓するよう仕向けている。彼は農場主らがわれわれの土地に侵入しないよう手立てを講じることはない。

 われわれは、あなたたちが今行なっていることをやめるよう求める。地球の魂を破壊し、攻撃することをやめるのだ。木を切り倒すことは、われわれの祖先の魂への攻撃だ。鉱物を求め地面を掘ることは、地球の心臓を突き刺しているということだ。このように地球を衰弱させると、地球は死に向かう。われわれの地球が死ねば、われわれは生きてはいけない。われわれも全員が死ぬ。

 なぜ、あなたたちはこんなことをするのか? 発展のためだと言うが、森の豊かさを奪い、一種類の植物と一種類の動物だけに置き換えるのが発展と言えるのだろうか? かつては精霊が食料、家、薬などわれわれの幸せな暮らしに必要なあらゆるものを与えてくれたが、今では大豆と牛しかない。

 なぜ、あなたたちはこんなことをするのか? 多額のお金を手にするためだろう。われわれカヤポは、あなたたちのお金を「piu caprim」と呼んでいる。「悲しい葉っぱ」という意味だ。なぜなら、命のない、無用なもので、害と悲しみしかもたらさないからだ。

 あなたたちは、生き方を変えなければならない。なぜなら、道を見失っているからだ。あなたたちが向かっているのは、破壊と死に至る道だ。あなたたちは生きるために、世界を、木々を、植物を、動物を、川を、そして地球そのものを尊敬しなければならない。なぜなら、これらすべてに魂があり、これらすべてが魂そのものだからだ。魂がなくなれば地球は死ぬ。雨が降らなくなり、植物は枯れ、死んでしまう。

 われわれは皆、同じ空気を吸い、同じ水を飲んでいる。われわれは皆、この一つの惑星に暮らしている。地球を守らなければならない。さもなければ、強い風がやってきて、森を破壊するだろう。

 その時あなたたちは、われわれが感じている恐怖を感じるだろう。

 著者のラオニ・メトゥクチレ氏は環境保護活動家で、ブラジル先住民族カヤポの長老。【翻訳編集】AFPBB News

~転載終了~

「悲しい葉っぱ」

お金がなければどれだけ優しい世の中になっていただろう。

それは動物問題に目覚めるずっとずっと前から感じていたこと。

お金の存在が引き起こす破壊力は凄まじい。

「悲しい葉っぱ」は、害と悲しみしかもたらさない。

本当にそう。この世の中そればっかりだ。

あらゆる暴力行為や悲しい事件の背景に、必ずと言っていいほどお金の存在がある。

どれだけ動物保護や環境保護を訴え、人々の意識が向上したとしても、

経済至上主義から脱しなければ、争いや理不尽な暴力はなくならない、

根本的な解決は望めないだろうと思う。

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アマゾン先住民のこのメッセージを見て、

数年前に観た映画の事がすぐさま思い出された。

前に記事の一部で、この映画を軽く紹介したことはあったけど、改めて取り上げたい。

当時何故これを観ることになったのかは覚えていない。

気がつけば、この映画に出会っていた。

思い描きたい現実が、そのまま目の前に現れて、

動物達が置かれてる状況に衝撃を受けたのと同じくらい

衝撃を受けた作品である。

こんな世界があるのかと。

1996年にすでに存在していたというから凄い。

そしてこれだけ凄い作品なのに、この映画の存在を知る人はまだまだ少ない。

今ではDVDが発売されフランスamazon等でも販売されているが、

当時は、この映画が世の中にとってよほど不都合な真実だったのか、

たった2回放送されただけで、その後、メディア関係者らの圧力か、

EUでこの作品は発売禁止になったとのこと。

またSNS上に動画を投稿すると、突然削除されるという現象も起こっていたようだ。

私がこの映画を観たのは、動物問題に目覚めてから。

今まで観てきた世界が全て偽物だったことに、

大事なことは裏側に積極的に隠される世の中であることに気づいていたので、

この映画が伝えたいメッセージを理解するのは簡単だった。

地球の終わりが近づいている今、理解できる人も増えていると思う。

全人類が「接続解除(切断)」されなければならない必要に迫られている。

今こそ、この映画を広げる必要があるのではないかと思う。

例え間に合わなかったとしても。

これを観ずに死んでいくのは勿体ないと思います。

「美しき緑の星」https://asejitsu.jimdo.com/特集/美しき緑の星-日本語字幕/

この作品を作ったのは誰なのか?

この映画の凄さを感じた人は特に関心を持つところ。

1996年に製作・公開。

監督・脚本・主演はコリーヌ・セローさん。

この映画の主役でもある「ミラ」も自身で演じている。

今年、日本で上映会が行われたのを機に、監督が初来日。

以下のサイトで、その時のインタビューも紹介されており

この映画について細かく語られています。

菜食に関する質問では、工場的畜産の残酷さは理解されており、

菜食をすすめるつもりはないけど、自分で考えて判断してほしいとある。

全てではなくとも、その訴えに共感できる所はある。

「この映画が人々を目覚めさせるのではありません。

みなさん自身の力こそがそれを成し得るのです。」

より知ってみたい方は、以下の情報もチェックを。

「美しき緑の星」【アネモネ2019年7月号取材】

地球人としての在り方を問う 伝説的な映画『美しき緑の星』とは?

https://anemone.net/?pid=143452109

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