CHANELがエキゾチックレザーの使用廃止を宣言☆リアルファーは廃止じゃないの?シャネルに電話。FENDIで毛皮を使い続けたいカールラガーフェルドの策略か?

世間に名の知れたハイブランドの中でも代表的な存在「CHANEL

以外にもまだファーフリー宣言していませんでしたが、ようやく動きが見られたようです。

その主な内容は、エキゾチックレザーを廃止するというもの。

エキゾチックレザーを止めるとか、あまりにも簡単すぎる選択でいちいち褒めたたえるものではないですが、ファーフリー運動を盛り上げるネタのひとつにはなるでしょう。

そして肝心の?リアルファーについてはあまり情報が触れられてないのが気になります。

昨日のWWDの情報では、「毛皮もこれを機に廃止する」と書かれているものの、

今日のAFPのニュースでは、「コートやバッグ、靴を製造する際にワニやトカゲ、ヘビ、エイの革は今後使用しないとされているだけで、毛皮への言及はない。」と書かれています。

「シャネル」がエキゾチックレザーや毛皮の使用を廃止

https://www.wwdjapan.com/750486

2018/12/4 (TUE) 18:00

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エキゾチック・レザーを使用した「シャネル」バッグ Shutterstock / andersphoto (c) Fairchild Fashion Media

 「シャネル(CHANEL)」が、爬虫類の革などを指すエキゾチック・レザーの使用を今後廃止すると発表した。ブルーノ・パブロフスキー(Bruno Pavlovsky)=シャネル ファッション部門プレジデントによれば、廃止されるのはワニ、トカゲ、ヘビ、エイなど。また「シャネル」ではほとんど使用されていないものの、毛皮もこれを機に廃止するという。

 パブロフスキー=プレジデントは、「今回の決断は『シャネル』のエシカル(倫理)基準を満たすことと、高品質なエキゾチックレザーの入手が困難になってきていることが主な理由。今後はアグリフード(農業食品)業界が作り出すテキスタイルやレザーの研究開発に注力したい」と説明した。一方で、「ハイエンド製品の未来は、当社のアトリエの技術にかかっている」ともコメントし、「シャネル」が抱えるクチュール・アトリエの技術力を見せる場でもあるショーでは、エキゾチックレザーを使用した製品が登場する可能性があることを示唆した。エキゾチックレザーを使用した既存製品が「店頭からなくなるにはしばらくかかるだろう」とのことだが、その売り上げ規模については明かさなかった。なお、同ブランドを代表する素材の一つであるツイードも、実はすでに本物のツイードではなく、複雑でコピーされにくい刺しゅうで代替している。

 「シャネル」のデザイナーであるカール・ラガーフェルドKarl Lagerfeld)は、「毛皮を『シャネル』で使った記憶はない。創業者のガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)も、ヒョウ革のコートとセーブルのトップスを持っていた程度。昔のコレクションを見ても、毛皮はほとんど使用されていない」と語った。エキゾチック・レザーについては、「そういう製品を求められたのでわれわれの意思で作ったが、そもそも『シャネル』のビジネスではないし、供給に問題がある」と述べた。

シャネル、わに・蛇革の使用廃止 高級ブランドで初

http://a.msn.com/01/ja-jp/BBQuR8y?ocid=st

2018/12/05 06:04

【AFP=時事】フランスの高級ファッションブランド「シャネル(CHANEL)」は、他ブランドに先駆けて、とかげ革、わに革、蛇革などのいわゆるエキゾチックレザーの使用を廃止する方針を明らかにした。動物愛護団体は4日、シャネルの方針を歓迎する姿勢を示した。

 同社ファッション部門を率いるブルーノ・パブロフスキー(Bruno Pavlovsky)氏は、高品質のレザーを倫理的な方法で入手することが困難になっているとして、「今後の製品にはエキゾチック皮革を使用しない」と宣言した。

 ヘビやワニ、エイの革でできたハンドバッグやコート、靴は高額で、シャネルのハンドバッグには最高9000ユーロ(約115万円)の値が付くとされる。4日には、パイソン革のバッグが同社ウェブサイトから削除された。ただ中古品については引き続き、各種中古品販売サイトで5500ユーロ(約70万円)以上で売買されている。

 動物愛護団体は、シャネルの方針を歓迎。「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」や「ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(HSI)」は、シャネルが毛皮の使用も中止する方針だとしている。

 しかしシャネルからの発表では、コートやバッグ、靴を製造する際にワニやトカゲ、ヘビ、エイの革は今後使用しないとされているだけで、毛皮への言及はない

【翻訳編集】AFPBB News

~転載終了~

一体どっちなんや??っということで、今日CHANELジャパンに電話。

今後はリアルファーは使わない方向性ではいるとの回答は得られたが、

やめる可能性があるというだけで現時点ではハッキリ断言できないと言われた。

CHANELは2010年頃だったかエコファーのコレクションを発表したこともあり、(当時の情報をブログに記していたはずだけど、どこに行ったか見つけられない^^;)

電話でも何度か問い合わせしてるけど、CHANELはその頃からリアルファーはすでにほとんど使用してない状況。

リアルファーの商品はウサギの虐殺ファーを使った毎年人気のオリラグのマフラーくらいだとか。

(オリラグとは、フランスに生息するレッキスというウサギの名称。)

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全体的にリアルファー使用率は低いのだから、何故サクッと廃止宣言できないのか謎で仕方ない。

多くの人がCHANELがリアルファーも止めると勘違いしてしまってるし、ブランドイメージが下がる前に一刻も早くノーファー宣言してほしいと意見。

またCHANELのデザイナーは、毛皮キチガイブランド「FENDI」のデザイナーでもあるカールラガーフェルドである。

昨今のファーフリー運動の盛り上がりをうけ、FENDIデザイナーであるカールラガーフェルドは、逆ギレ状態で、

"今後はより積極的に毛皮を使う"とキチガイ宣言しているほど。

CHANELがしつこくリアルファー製品を存在させているのも、今回リアルファー廃止をはっきり言わないのも、カールラガーフェルドの策略ではないかと考えてしまいますね。

そんなデザイナーを採用してしまってるCHANELは、カールラガーフェルドの存在によって今後リスクを背負う可能性があることもお話し。

FENDIで今後も毛皮を扱い続けるなら、カールラガーフェルドは、CHANELのデザイナーを降りるのが筋かと思うし、

CHANELの方でもそんなデザイナーにブランドを背負わせていいのか、検討し直してほしい、

今後の動向次第でカールラガーフェルドをデザイナーから外してほしいことも意見しておきました。

CHANEL問い合わせ先(電話) 0120-525-519