2018.8.5 和歌山県太地町で持続可能な未来に繋げる「ライトアニマル講演会&上映会」開催しました。 #持続可能な未来を考える会

2018.8.4 命を守る伝統を刻もう!太地町をイルカ保護の町にしよう!「太地町でイルカ追い込み猟廃止を求めるデモ行進」活動レポ #イルカビジネスに終止符を #拡散希望

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2018年8月5日

太地町でのデモ行進に続く翌日の活動日。

4月21日。大阪でライトアニマル講演会を見たあの日。

ライトアニマルの存在をより沢山の人に知って貰いたい、広げたいという気持ちが芽生え

どこかでライトアニマルの講演会をやる事はできないか検討し太地町で迎えた8月5日。

無我夢中で準備していたので気がつかなかったが、

そっか、あれから、まだ3か月しか経ってなかったんだ。

まさかこんなに早く、思ってたことが形になるとは、、、

自分でやっといてあれだが、そのスピーディーさに後から自分で驚いた件、笑

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チラシのポスティング等、この日を迎えるために、

さゆみさんに協力して貰い、何度か太地町へ足を運んだ。

クジラのイベントということで、何の疑問も持たずすんなり告知協力してくれたお店や施設も多かったのはありがたい事ではあったが、それだけクジラ達は人間に見下され搾取される存在になってしまってるという現実を突きつけられて気が滅入りもした。

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2018.8.3 デモ行進前日の熱かった1日。太地町の子供たちの動物愛護意識調査。太地町の皆さまのご協力。1年で17名のイルカ達が死亡する、くじらの博物館の動物虐待チェック。さっち~とシーシェパードの関係。他、お楽しみくださいw

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より沢山の方にイベントに足を運んでもらいたい。

太地滞在中、中立と世間では言われている、ジェイアラバスター氏や、中平さんに逢う機会が出来たので講演会の宣伝もさせてもらった。

ジェイ氏は、何故太地町でわざわざこのような講演会をするのか、裏があるのではないか、疑ってきたが、

当然アニマルライツ活動しているので、動物を救いたい思いが根底にあるのは当たり前のこと。

デモを行う機会に、仲間にもライトアニマルを見て貰えるし、クジラの町だし、太地町でやることは、私の頭の中では普通のこと、笑

しかしブログでも伝えているように、このイベント内容は全て河合さんにお任せしており、イルカ追い込み猟の反対活動ではないことを説明。

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8月5日(日)和歌山県太地町にて「持続可能な未来について考える、ライトアニマル講演会&バーチャル展示上映会」開催します。

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長年太地町に住み、イルカ追い込み猟の猟師さん達とも仲が良いということで、その方面にも声をかけてもらえないかお願いしたが、ジェイの返答は厳しそうだった、笑

その後、こちらの気持ちは理解できなかったようでこんな投稿もされていたが、笑

ちょうどこの頃、ジェイも自身の講演会を行っていたが、そこへライトアニマルの河合さんも観に行かれたそう。

河合さんは、ジェイと同じで中立ゾーンにはいるが、動物福祉を唱えておられるのでどっちかというと、こっち寄り。

ジェイはどっちかというとあっち寄りだよね?という回答にそうですねと即答していたのが笑えたが、

立場は違えど、どこか似たもの同士であり相性が良いのではないか?

今度は、ジェイが河合さんの講演会を盛り上げる番ね♪という事で

最後はしぶしぶだったけどチラシを受け取ってくれた、笑

ジェイはいまだに私の中では怪しい人だしネタ集めなのかもしれないけど、

時間作って話を聞いてくれるジェイには感謝したい部分もある。

あと別件だが、この日ジェイは喫茶店で卵サンドを頼んだのだが、それを注文する前に、

私たちに「卵サンド頼んでも良い?」と事前に聞いてきた気遣いにちょっと感心してしまった件、笑

鶏たちの苦しみをVEGANの目の前で見せつけるのは失礼なことだと思って出てきた言葉だと想像する。

動物の活動してても、VEGANになれないベジ止まりの人は沢山いるし、そういう人たちと一緒に食事すること多々あったけど、

こんな風にVEGANに気づかって注文する人ってほとんど見たことない。

なんかジェイを褒めるコーナーみたいになってしまってるけど、笑

そのような気遣いの姿勢には見習うべき点があるのではないかと思った件。

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そしてこちらもジェイと同じく、映画「おクジラさま」にも出ていた言葉遣いが汚いから勘違いされるけどヤクザではない旧「日本世直し会」の中平さん、笑

映画では伝えられてないから勘違いしてる人も多いかもやけど、

中平さんは動物の苦しみには向き合っておられないけど、

税金の使い方等、別の観点から太地町のイルカ追い込み猟に反対されている。

また過去の活動を改めて振り返りお話しして下さったのだが、リックオバリーのオッサンは当時ウザいと思ってたが、

どのやり方が一番この現実を変えていけるだろうかと改めて考えたら、水族館の問題等を訴えているリックオバリーのようなやり方が一番良いのだろうと仰っていた。

なんか凄く勇気づけられた感じ、笑

ライトアニマルのイベントの事話すと、「自分は興味ないけど(笑)、面白いことやるやんか!」と、地元のマスコミにも宣伝協力しといてくれるという流れになり遠慮なく甘えさせてもらった件、笑

色んな立場で太地町の問題を訴えている方たちと直接お話できるのはとても貴重な時間。

中平さんともお話しできて本当に良かった、そして宣伝協力に感謝でした!

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そんな、なんやかんやの積み重ねで迎えた8月5日。

こちらがライトアニマルの河合さんと、ライトアニマルを共に運営されているSさんです。

今日は宜しくお願いします!!

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こちらが会場の、太地町公民館の大集会室。

例え内容が違っても、イルカ追い込み猟に反対する活動家が、太地町でイベントをするってだけで当然警戒されるだろう。

正直この日を迎えるまで、捕鯨推進勢力にこの会場を使えなくさせられる妨害行為をされるのではないか、

そんな不安がずっとあった。

まあもしそんな事になったらなったでそのネタは逆に大活用させてもらう予定だったが(笑)

今回サポートしてくれた「持続可能な未来の会」のメンバーの想いもある。

出来ればそんな事にはならないでほしい。

だからここの扉を無事開くことが出来た時の安堵感ったらなかった。

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設営準備。一応会場の設備的なことを確認してはいたのだが、

プロジェクターが見つからないトラブルに見舞われたり一時はパニックになったが、笑

何とかお客様を迎える準備が出来て一安心。

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会場前には、持続可能な未来を考えるための様々な資料を置くことにした。

イベント入場料も無料。

テーブルに並べてあるなっちゃんのベジ漫画も何もかも、全て無料で持って帰って貰えるように用意した。

イルカ関係の絵本は、日本の子供たちに読んでもらいたいとビジンさんという海外の方が提供してくれたもの。

何かと負担も大きいかったが、太地町のような町ではお金を払ってこのような問題に関心を持つ人はより少ないと考える。

当然持たなければならない問題意識を持ってもらうために、ここまでしないといけないのかとやりきれない気持ちになるのは、毎度のこと。

世界的にも目立って動物保護や環境保護への意識が恐ろしく低いこの日本で活動するにはリスクはつきもの。

それが現実。

だからどれだけ胸が痛みリスクを背負ってでも行動するしかないのです。

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そしてついに開場の時間が。

観てくれる観客がいてこそ、成り立つこのイベント。

沢山の方に来場して貰いたい気持ちは強かったが、しかしここは太地町

太地町の皆さんに警戒されて、会場にいるのは最悪仲間しかいないという状況も大いに考えられると、覚悟していた。

太地町で講演会を盛り上げるのはそう簡単ではないこと、それでも講演会を引き受けて下さった河合さんにまず感謝したい。

しかし、そんな不安な想いは早い段階で晴れた。

どこから来られた方たちなのか想像つかない、知らない顔ぶれの方たちが思ってた以上に扉を開けてくれた。

敵も味方も関係ない、今日のイベント。

どんな目線で見るかも人それぞれ、自由です。

来て下さった皆さま、本当にありがとうございます。

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ケーブルテレビで見れる地域も限られているが、ZTVという放送力の方も来て下さりテレビカメラも入った。

紀南新聞社と、熊野新聞社の、取材もはいった。

私の名前と電話番号をすでにお持ちだったので、中平さんが声をかけてくださった影響だとすぐわかった。

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そしてまずは河合さんによる講演会がスタート。

自己紹介の時の説明で初めて知ったが、

河合さんは、太地町のイルカ追い込み猟問題について描かれた映画

捕鯨映画「THE COVE」

捕鯨推進映画「ビハインドザコーヴ」

中立映画「おクジラさま」

の3つにイラストを提供すると言う形で関わっておられたそう。

ほんと太地町との深いご縁を感じずにはいられませんね、笑

今回の内容は基本的に私が観た時の大阪講演とほぼ同じようなスタイルだが、

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2018.4.21 動物の搾取や環境破壊を抑制する「CGによる動物映像の可能性~ヒトと動物の関係学会 関西シンポジウム参加レポ」ライトアニマルの活動を日本に広めたい

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太地町の子供たちに見て貰いたいという想いから、子供たちにも関心持って貰えるように今回は河合さんなりに子供目線のメッセージを取り入れアレンジされていた。

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「みなさんはどうしたらいいと思いますか???」

この問いかけこそが、今回のイベントの最大のメッセージである。

それぞれの立場から、持続可能な未来のためにどうあるべきか、考えてくれる人がいたなら嬉しい。

講演会終了後は、休憩タイム。

明るくなった会場で一際目立っていたジェイ、笑

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どれだけの笑顔でも、このイベントを疑っていた気持ちが解消されたのかどうかは不明、笑

因みにこの後、河合さんらと仲良く食事をされたそう。

後日河合さんに感想聞いたが、普通に楽しい時間だったよう。

似た者同士で気が合うと思ってましたYO!笑

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そしてテーブルに設置していた自由にお持ち帰りくださいコーナーが意外にも盛り上がっていた件。

さゆみさんが、子供たちを中心に積極的に渡していたというのもあるが、笑

反抗的な態度を見せる人はおらず、皆さん関心を持って受け取ってくださったよう。

親子連れの来場者が目立った本日のイベント。

ある親子にこのイベントを何で知ったのか確認してみたら、勝浦の新聞で知ったと言う。

まさか、このイベントが新聞にまで掲載され告知されていたなんて一体誰が??ありがたや~。

私は新聞社にプレスリリースは送っていないから、

それも、もしかしたら中平さんのお陰なのかもしれません。

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こちらは、くじらの博物館関係者と耳にした。敵味方関係なく幅広い層が訪れてくれていたことは嬉しいことです。

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ZTVの子供へのインタビュー。

何を答えていたのか、チェックしてる余裕がなかったのだが、どんな風に感じてくれていたのかな。

放送見ることができなかったのは本当に残念です。

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そしてライトアニマル上映会スタート。

スクリーンに一体どれだけの人が関心を示してくれるのだろう。

再び不安な気持ちが押し寄せた。

最初はとまどっていた来場者だったが、1人がステージにあがったのをきっかけに、スクリーン前に次々と集まる来場者の皆さま。

中にはクジラに詳しい専門家の方もいて、スクリーンのクジラにもっとこんな事をさせることはできないのか?っと、ライトアニマルに関心を持ち河合さんに質問されている方の姿も。

そうこうしてるうちに、扉が何度も開き、いつの間にかスクリーンの中の生き物と遊ぶ子供たちがどんどん増えてきた。

親に「そろそろ帰ろう。」っと告げられた子供が「嫌だ、もっと遊びたい。」っと駄々をこねるほど、子供たちにとってライトアニマルはとても楽しめる存在だったようだ。

純粋な子供たちの反応がとても美しいし嬉しかった。

そして大人はそんな子供たちの姿から考えを改めることもできるはず。

大切に想う誰かの為に、選択を変えることができる。

人間は残酷な生きものだけど、美しい生き物でもあるのです。

未来に残すべきものは、なんなのか、どうか皆さまの心に届いてくれていますように・・・

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子供たちが命の尊さを真に理解する大人に育ってくれますように・・・

デモ行進から1泊して、ライトアニマル講演を共に盛り上げてくれた仲間達、ありがとう♪

そして何より、どうなるかも解らない私が企画した未知の世界のイベントを信じて支援してくれた持続可能な未来の会メンバーの皆さまに心よりお礼申し上げたい。

みんなの命を思いやる気持ちが、必ず未来を変える。

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後日、熊野新聞さんがイベントをばっちり取り上げてくれました。

「生き物大事にする社会を~バーチャルクジラ展示会 太地町」という見出しが最高!!!

記載内容も素晴らしい仕上がりです。

熊野新聞さん、ありがとうございました!!!

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