2018.6.24 沖縄「糸満ハーレーの動物虐待イベント"アヒル取り競争"で、アヒルを救う為に広がる地元の皆さまを含めたそれぞれの活動まとめ」

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動物の遺棄虐待!犯罪行為を助長する沖縄糸満のアヒル虐待イベントは即刻中止にすべき!

糸満漁業協同組合御中~アヒル取り競争の廃止を求めるさっち~と糸満市民の意見」

http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-180.html

台風の影響で1週間延期になった糸満ハーレー。

ヒル取り競争の反対意見する際は必ず「伝統文化だ!!」っと抵抗する関係者ですが、

旧暦の5月4日に行う伝統行事の日程を台風ごときであっさり変更してしまうなんて、

伝統文化とかどうでもいいんじゃん!?っていう沖縄の方のツッコミを発見して笑いました、笑

日程そんな簡単に変えるなら、アヒル取り競争も簡単に廃止にできるんじゃね~の?っつうね、笑

そして延期になった6月24日、伝統文化ではない「糸満ハーレー」が開催されてしまった。

地元の反対意見なら聞くと返答してきた糸満ハーレー行事委員会。

何とか地元の声を集めたいと思い呼びかけ、LIAをはじめ沢山の方が拡散協力をしてくださったお陰で、糸満で育ちアヒル取り競争を見て胸を痛めていたという地元の方からもメッセージをいただいたり、沖縄方面にも情報が拡散され、今年は、アヒル取り競争反対活動に新しい風が吹いた年になったと思う。

沖縄在住で動物問題に関心ある方でも、アヒル取り競争の事を知らない方々がいて、こんなにも知られてなかったのかと現実を思い知らされショックを受けもしたが、知れば声をあげて下さる方が沖縄にも沢山いることを確認できたことは前進でしかない。

ヒル取り競争廃止に向けて数年前から署名も立ち上げ、諦めずに何年もこの活動を続けてこられためーこさん。

ハガキアクションも呼びかけられ今までにない沢山の反対意見が糸満市へ届けられたことと想像します。

私も勿論送りました♪

そしてイベント当日は、沖縄在住の方々が軸となって、アヒル救出活動が行われた件!!

犠牲になるアヒル30命を全て救出する予定だったそうだが、トラブルも発生し中々思うようにはいかず、、

9命(10命という話も)のアヒルが救われたそうです。

活動には去年も、アヒル取り競争から2命のアヒルを保護された弁護士でアニマルライツ活動家の箱山さんも参加されたとのことで心強い。

ヒルを救いたい気持ちで土下座までされたそうで、その愛の深さに、涙が溢れて仕方ありません。。。

そしてそんな気持ちを見下し嘲笑った悪魔のような参加者、そして開き直ってお粗末な言い訳を続けるイベント関係者を許せない気持ちがより増します。。

ヒルを助けたい善意を利用し、お金だけ奪い去るという犯罪まで犯すやつもいたそうで、さすが犯罪行為を助長する「アヒル取り競争」

ヒルの苦しみをなんとも思わず参加できてしまう参加者だけに悪質さ極まる事件発生だが、アヒル取り競争の問題点が更に浮き彫りにされ、より犯罪イベントだと知れ渡る事になり、これまた前進としか思えない、この問題は追求されるに決まってるし、犯人も主催者もいずれ後悔する事になるのではないでしょうか。

そしてこれは現地での救出の様子を仲間のグループ内で発信されていた際に見た光景だが、

事前の注意書きなんて全く意味を持たない、参加者は勝ち誇ったかのように平気でアヒルの羽根を鷲づかみにしていた件。

反対意見の電話した時も、捕まえたアヒルはカゴにいれて移動させるようにしていると言われたが、糸満ハーレー主催者のいう事がいかにいい加減でお粗末さ極まりないものかを証明していると思います。

(事前に配布されたアヒルの取扱い説明書)

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人間は食物連鎖の頂点にいると勘違いさせる誤った教育、こんな残酷なイベントが、おかしな社会を形成しているってことにいい加減気づけ。

以下、今回の救出活動を引率された、糸満で以前VEGANカフェを経営されていたブラウンシュガーさんの救出に関するレポです。

VEGANと名乗りながら動物問題はスルーしている名ばかりの店が多い中、やはり沖縄のVEGANカフェ関係者の皆さまの動物に対する想いやりの深さにも改めて感動の嵐。)

地元の方の意見募集されてます。是非以下の投稿欄にお気持ちをお寄せください。

もともとよそ者を受け入れない意識が根強い沖縄では、地元の意見が重要になってくるのだが、今回の拡散で地元(出身)の方でも反対意見を送って下さってる方もいる。

こちらは糸満で育ち小さい頃はアヒル取り競争を普通に見ていたが、そのうちアヒルが可哀相だと感じるようになり、糸満ハーレーに行っても辛くて「アヒル取り競争」だけは見れなくなったとメッセをくださった、まいこさん。

周りにどう思われようが反対すると強い意志を示してくださっています。

「私の友達。私の地元の友達。ごめんなさい 私は反対します。ほんとにごめん」

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ブラウンシュガーさんのレポを見ると、地元の反対意見なんてまるでないかのように思い込んでる様子、恥ずかしい言い訳を並べる悪質なこれらの反応を見ると、地元の反対意見も全てなかった事にしようと情報操作するのではないかと、当然不信感を抱いてしまう。

不正行為が行われないよう皆でしっかり監視、また来年こそ廃止になるよう、関心を絶やさず抗議を続けていくことが大事です。

救出されたアヒルたちは全員終生飼養してくださる方の元へ行き無事とのこと。

現地で救出活動にあたられた皆さま、、本当に本当にありがとうございましたm(__)m

ヒルを救いたい気持ちは同じ。

だけど、その方法について、想いが色々存在することを今回知りました。

ヒル取り競争の事をはじめて知って、それぞれが考え、行動を起こされた方々がいたこと。

例え意見や行動がひとつにまとまらなくても、アヒルを救う為にどうすれば良いか、

それぞれ考え行動を起こす方が増えたことが、廃止に向けての大きな希望になったことは間違いない事実だと思います。

皆さまの投稿を見て、これから私も何が出来るのか改めて考えたいと思いました。

どうか、それぞれの想いを知ってください。

そしてアヒル達を助ける為に、関心を持ち続ける、声を絶やさないと誓ってください・・・。

【沖縄VEGANフェス主催者でもあられる花子さんの投稿】

【アヒルを救う為にアヒル取り競争にあえて参加した池田さんの投稿】

【アヒルを殺させないため今年も沖縄まで足を運んだアニマルライツ活動家で弁護士でもある箱山さんの投稿】