目前に迫る死の恐怖を前に感じたこと。さっち~の気持ち。 #大阪北部地震 #阪神淡路大震災

今朝は凄い揺れを感じて

「キャアッッッ!!!!!!!!!!!!!」っとか、

らしくない自分の悲鳴で目覚めた朝。

私の住む京都エリアは、一瞬で阪神淡路大震災を思い出したほどの強烈な揺れだった。

あの時は、隣で寝てたオカンと思わず抱き合って、何も考えることができず、

もしかしたら住まいが崩壊するかもしれない、

このまま死ぬかもしれないという恐怖に怯えながら、揺れがおさまるのを待った。

そして今日も同じような気持ちだった。

ただただ目の前の恐怖に怯えるだけ。

もしかしたらこのまま私は死んでしまうかもしれないから、

メモのひとつでも残さないと…っとか、

そんなことを考える余裕なんて一切ない。

その人の性格にもよるのかもだけど、

人は究極に追い詰められると固まってしまう、

ここまで何もできなくなってしまうのかと、

そんな体験を味わった人生で2度目の朝。

ただ阪神淡路大震災の時と唯一違うのは、

そんな僅かな時間の中でも、動物達の事が頭を駆け巡ったこと。

あの時は、そんな苦しみを抱えて生きている者達の存在を感じながら生きてはいなかったから。。

そう思うと、あの時の恐怖も、誰かの苦しみを想像するひとつとなり、今の私があるのだと思った。

保健所にいる子は今どれだけ怖いだろう。

怖い想いをした後に、殺処分されるために恐怖を味わうことになるなんて。。。

屠殺場にいる子は今どれだけ怖いだろう。

怖い想いをした後に、人間の私利私欲のために殺されて更なる恐怖を味わることになるなんて。。。。

目前に迫る死の気配を感じて、あまりの恐怖に怯えてただただ震えてその時を迎える。。。

屠殺場見学に行った時に、殺される寸前に目があった(ように見えた)、あの牛のことを思い出した。

私が彼らのことを思い出したように、

動物達も最後に何かを思い出すのだろうか。。

自分のことを撫でてくれた、

誰かのことを思い出したりするのだろうか。。

そんな余裕はあるのだろうか、、、。

朝の通勤ラッシュ中に起こった今回の地震

電車に閉じ込められた人達がとても多かった。

怖かったでしょう?苦痛だったでしょう?

そんな目に遭ったりすることが良いと言ってる訳ではない。

しかし、その体験が学びとなって、

あなたが日頃、知らず知らずのうちに苦しめている、

誰かの気持ちに寄り添える人になってほしい。

彼女は閉じ込められたその場所から出られることはない。

出られるのは最後に殺される時だけだ。

産まれた時から殺されるその時まで彼女に自由はなかった。

自由を知っているあなたには感じることができるはずだ。

あまりにも窮屈で苦痛で、今すぐそこから抜け出したくなる苦しみを体験したなら、

より感じる事ができるはずだ。

自分のことのように、

彼女らの苦しみを。。。

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