2017年。和歌山県太地町から中国へ売り飛ばされた可哀相なハンドウイルカはなんと約100頭!肉にするより遥かに大儲けできる水族館への生体販売を正当化する恥さらしの日本。中国でも日本のイルカ猟の実態に気づきはじめているというのに。

12月7日。和歌山県太地町にて。

囚われたイルカ達が出口のない地獄へと出荷されていく様子。

野生から突然連れ去られ、家族と引き離され、家族を惨殺された、水族館ビジネスの可哀相過ぎる被害者たち。

ストレスを超えるこんな箱に詰められて移動させられる。

生きているが、棺桶も同然。死んでいるも同然。

いや、それは死ぬより辛いこと。

死んでしまった方がどれだけ楽だろうか。。

彼らは水族館の観客のために、これから見世物にされ死ぬまで生き地獄を味わい命を終えなければならないのだから。

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この15頭のイルカ達はどこへ連れて行かれたのでしょうか・・・。

食文化を隠れ蓑にして太地町で捕まってしまった可哀相なイルカ達の多くは、水族館建設ラッシュの中国へ売り飛ばされている。

イルカ取引のデータをまとめてくれているCETA BASEをチェックしてみたが、

今年2017年は、現在出ているデータ、10月26日の輸出までをまとめてみた所、98頭ものイルカが太地町から中国へ送られていてその数字に驚愕。。。

イルカを生け捕りして大金を得る。

太地町はそりゃ、こんなおいしい商売止められないですよね。

イルカ(クジラ)の肉を食べる目的だけで、イルカ猟を継続していけるはずないのは明らかですから。

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中国へどんどん運ばれていくイルカ達。

元気なはずないし、適応生活なはずないし、

人間目線の勝手なニュースが相変わらず酷すぎる。

日本からハンドウイルカ元気に到着、水族館で一般公開へ―中国河南省

http://www.recordchina.co.jp/b192195-s0-c30.html

Record china 配信日時:2017年10月1日(日) 21時40分

2017年9月29日、日本からやってきたハンドウイルカ4頭が、中国河南省鄭州新鄭国際空港に元気に到着した。30日間の隔離検疫を終えた後、同省開封市の水族館「東京極地海洋館」に運ばれ、一般公開される予定だ。中国国営新華社通信が30日付で伝えた。

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瓶のように伸びた形をした鼻の見た目から中国語で「瓶鼻海豚」と呼ばれるハンドウイルカ。記事によると、温帯から熱帯の海域に棲息し、知能が高いことで知られ、中国では国家二級保護動物に指定されているという。

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記事は、河南省がハンドウイルカを省内の通関地から入境させたのは今回が初めてで、メス2頭、オス2頭の平均年齢は約4歳だと伝えている。(翻訳・編集/柳川)

日本から中国に無事到着したハンドウイルカ、適応生活スタート―中国メディア

http://www.recordchina.co.jp/b170979-s10-c30.html

人民網日本語版 配信日時:2017年3月2日(木) 8時50分

大阪からやって来たハンドウイルカ10頭が28日、山東省の蓬莱海洋極地世界での適応生活をスタートした。イルカたちは27日夜、専用の貨物機で無事、蓬莱国際空港に到着し、蓬莱海洋極地世界に運ばれた。中国新聞網が伝えた。

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10頭のイルカはすべてハンドウイルカで、瓶のように伸びた形をした鼻の見た目から、「Bottlenose dolphin」という別名もある。今回移送されて来たのは年齢が2〜4歳のメス8頭とオス2頭のイルカたちで、年齢的には「赤ちゃん」といってもよい。赤ちゃんイルカたちは新居に移ってから適応するために1〜3カ月過ごした後、一般公開される予定だ。(提供/人民網日本語版・編集/YK)

~転載終了~

世界一動物達の扱いが酷いと言われ続けてきた中国。

しかし、動物達の置かれている酷い状況を改善しようという姿勢は、日本を超えてしまっていることは明らかです。

⇒あの山が…動いている!!高まり続ける中国の動物愛護意識。過去2年間で、中国毛皮業界の利益は急落!中国の若い世代は動物福祉の問題を認識!子供たちへ鯨類を飼育する水族館へ絶対に行かない意識を育てるイベントも!日本はしつこく最低。

http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-112.html

またこのブログでは伝えてなかったですが、

2015年には、イルカ達が置かれている酷い状況を伝え広める為に、リックオバリー氏も中国へ出向き「ザ・コーブ」を中国でアピール。

その反応は、期待以上の反応でした↓

成長を続ける中国の動物福祉運動。

「初版30,000部で3ヶ月の間に売り切れ」

「動物福祉に関する本がこれほどメディアの注目を集めた例は見たことがない」と中国の出版元から言われた。

⇒「太地イルカ漁をめぐる論争、中国が新領域に」

http://urx.mobi/HHS1

中国では、水族館にいるイルカがどこからどんな風に連れて来られているのか、理解されてない現状が日本以上に存在するようです。

その現状を伝えようと、活動している希望の団体の存在もあります。

仲間の千晶さんが、その団体が発行しているパンフレット(チラシ)の日本語訳を掲載してくれていますので関心ある方は是非以下リンク先よりご覧ください。↓

http://iruka.biz/

太地町のイルカ漁問題。中国の方達が反対の意思に協力する態度を示したとしたら、

太地町は一体どうするのでしょうか?

どんどん進んでいる中国の動物福祉運動。

イルカの解放。もしかすると、それは近い未来に起こりうることかもしれない。

イルカを中国に売り飛ばして儲けている太地町(日本政府)はいい加減、イルカを囚えない道について真剣に考えていく時が来ているのではないでしょうか?

イルカの犠牲についてしつこく考えようとしない平和ボケが趣味の恥ずかしい日本人も、ほんまいい加減にしてください。