それでもやはり隠される不都合な真実。畜産業界の闇。「不都合な真実2」~地球を守るために私たちにできること~ ⑪肉食やめよう ⑫カウスピラシーを観よう

(過去の関連記事)

2014.2.2 肉食を止める覚悟をしてください。「元アメリカ副大統領アル・ゴアが肉を食べない理由 #GoVegan 」

http://amour918.blog.fc2.com/blog-entry-1361.html

アルゴアの「不都合な真実2」を観てきた。

公式サイトの「地球を守るために私たちにできる10のこと」には畜産については一切触れられておらず、一番不都合な真実を隠しておきながら、嘘つきのタイトル丸出しな感じで観るの止めようか悩んだが、デモもあるし一応観とこうかなと思って軽い気持ちで。

映画「不都合な真実2~放置された地球」公式サイト

2017年ー希望はあなたに託される。

http://futsugou2.jp/

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不都合な真実2に寄せられた著名人のメッセージ」

ポールマッカートニーも、同じように感じてくれてたら嬉しいな。

地球がどれだけヤバイ状態にあるのかを改めて思い知らされたのは間違いない。

地球の未来を守るために40年全身全霊をかけて闘ってきたというアルゴア。

理不尽な仕打ち、現実に、何度も挫折してきたという彼の気持ちに共感できる部分は大きかった。

それでも諦めず前に進む本気の気持ちがスクリーンから伝わってくるが故に、VEGANであるというのに、何故畜産のことは語ってくれないんだろうと様々な想いが交差し、涙を流さずには観られなかった。

10年前より遥かに彼の賛同者は増えた。

アルゴアは、やはり畜産問題を伝えない環境保護団体と同じように、せっかくの支持者を失うのが怖いのかもしれない。。

それを失うことは、地球の未来を同時に失うことのように感じてしまうのかもしれない。

この映画の感想を真っ先に聞いてみたいのは、アルゴアに絶望の気持ちを抱いたカウスピラシーのキップ監督だ。

そしてカウスピラシーの冒頭にも出てきた私も最もだと思うキング牧師の言葉を何度も思い出す。

「最後には、我々は敵の言葉など思い出すことはない。思い出すのは友人の沈黙である。」

In the end, we will remember not the words of our enemies, but the silence of our friends.

https://youtu.be/JTcprWbo9N8

絶望は人を無力にさせるが、

それでも、どれだけちっぽけでも、声をあげるしかないのだと、そんな事を思いまた涙が溢れた。

不都合な真実を隠蔽する人々がいる限り、この世から理不尽な暴力行為がなくなることはないでしょう。

そしてまた、不都合な真実を暴露する人々の存在が消え去ることもないでしょう。

例えそれがどれだけ絶望だと感じていても。

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