クジラを守るのは地球の未来を守るのと同じこと。ブライアン・アダムスやQUEENのブライアン・メイらが捕鯨反対を訴える☆キャサリン・ハムネット×WDC「捕鯨を終わらせるためのTシャツキャンペーンサイト」 #PleaseStopKillingWhales #捕鯨反対 #気候危機

PLEASE STOP KILLING WHALES

どうかクジラを殺さないでください

ブライアン・アダムス

ブライアン・メイ

その他世界的有名スターの皆様が

捕鯨反対Tシャツを着用して

捕鯨を終わらせようと訴えている

なんて素敵な光景(*´д`*)ハァハァハァハァ

ブライアン・アダムス

ブライアン・メイ

日頃から動物の声を伝えてるアニマルライツ活動家

VEGAN押しだし説得力が違う

GoVegan

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この超イケてる捕鯨反対Tシャツは、エシカルファッションデザイナーで有名な、

イギリスのKATHARINE HAMNETT(キャサリン・ハムネット)がデザインしたもの。

キャサリン・ハムネットについてはこちらを参考に↓

http://eedu.jp/blog/2015/10/12/katharine-hamnett-ethical/

彼女は今までも、社会問題をテーマにしたいくつものメッセージTシャツを作っていますが、

今回は、WDC(クジラ・イルカ保護協会)とコラボした作品だそうです♪

Tシャツを購入(着用)することで、支援に繋がります。

オーガニックコットンや生産工場にもこだわった、エシカルなTシャツ。

キャサリン・ハムネット×WDC「捕鯨を終わらせるためのTシャツキャンペーンサイト」

https://wdc.teemill.com/

Tシャツは以下の販売ページから購入できます

https://wdc.teemill.com/product/stop-killing-whales-white-tee/

私も買いました(=v=)ムフフ

(さっち~着用サイズはM。身長163センチ。体重64キロ。)

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そして混ざってみました、笑

あなたも混ざりましょう!!!(≧∇≦)

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「クジラを殺す必要はありません。彼らは海洋生態系の重要な存在です。

すべての生物は共生関係を持っています。」 - キャサリン・ハムネット

こちらのキャンペーンは、日本だけでなく商業捕鯨を行っているアイスランドノルウェーに向けても発信されているものです。

https://www.agilitypr.news/%E2%80%98PLEASE-STOP-KILLING-WHALES!%E2%80%99-Acclaimed--3429

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クジラがどうして海洋生態系の重要な存在なのか?

ちょうどニュースで触れられていたこともあり、過去記事と併せてココに改めて載せておきたい。

地球が気候危機に瀕している今、気候変動問題に注目が集まっている今、より無視できる問題ではなくなった。

彼らの命がどれだけ尊いものか、

お金に置き換えて語られるとか本当に悲しいこと。

しかし経済社会に振り回され、大切なものを見失っている現代人には解りやすい例え方かもしれない。

それでもこの重要な命の存在を無視できる、恐ろしく愚かな人々もいるのだろうが。。。

「クジラ1頭に2億円分の経済効果、IMFが試算」

~実は温暖化対策にもなるクジラ、人類への貢献を定量化~

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190927-00010000-nknatiogeo-env

9/27(金) 7:12配信 ナショナル ジオグラフィック日本版(yahooニュース)

 クジラは、驚異的な進化をとげた動物というだけではない。彼らは炭素を海に隔離することで気候変動を和らげてくれる、私たちの力強い味方でもある。

 クジラが人類に提供する「生態系サービス」の価値は、1頭当たり200万ドル(約2億1500万円)とする試算を、国際通貨基金IMF)の経済学者らが同基金の季刊誌「Finance & Development」に発表した。

 巨体でカリスマ性のあるクジラの保護は、自然を守りたい個人や政府がやっている慈善事業のようなものと考えられがちだ。IMF能力開発局の副局長ラルフ・チャミ氏が率いる経済学者のチームは、そうした人々の意識を変えたいと願い、クジラがもたらす恩恵を金銭的価値に換算するという初めての試みに取り組んだ。

 この分析は、まだ査読付きの科学誌には掲載されておらず、クジラが取り込める炭素の量をめぐっては科学的な知識に重要なずれがある。だがこれまでの研究から、クジラの保護が地球に大きな見返りをもたらすことは、経済学者の目から見ても明らかだ。

 チャミ氏は、この結果が「動物のための動物保護に興味がない政策決定者との対話のきっかけになればと思います」と語る。「クジラは国際的な公益資産であると、全世界が認識すべきです」

炭素を海底へ運ぶクジラ

 ヒゲクジラマッコウクジラを含む「大型クジラ」が、大気中から炭素を回収して隔離する方法はひとつだけではない。まず、脂肪やタンパク質の多い体内に何トンもの炭素をため込む。泳ぐ大樹と言ってもいい。死んだあとは、クジラの死骸は炭素もろとも海の底へ沈む。そして数百年かそれ以上の間、炭素を海底に隔離する。

 2010年の研究では、ヒゲクジラ類のうちシロナガスクジラ、ミンククジラ、ザトウクジラなど8種が、死んで海底に沈む際、合わせて毎年3万トン近い炭素を深海へ運んでいると推定された。もし、商業捕鯨が始まる前の水準までクジラの個体数を回復できれば、この炭素吸収量は年間16万トンまで増加すると、報告書の著者たちは推測している。

 クジラが出す巨大な糞も、CO2吸収に貢献している。深い海で採餌するクジラは、海面近くで排せつし、同時に窒素、リン、鉄など大量の栄養物を放出する。これが植物プランクトンの成長を促し、ひいては光合成によるCO2吸収を促すことになるのだ。

 プランクトンが死ぬと、吸収された炭素の大半は海洋表面で再利用されるが、一部の炭素は死骸とともにやはり海の底へ沈んで行く。別の2010年の研究では、南極海マッコウクジラ1万2000頭が年間20万トンの炭素を大気から海中へ取り込んでいるという報告が出された。

 ただし、クジラの排せつ物によって世界中で植物プランクトンがどれだけ増えているのかはわからないと、この現象を長年研究している米バーモント大学の保全生物学者ジョー・ローマン氏は話す。そこでIMFのチャミ氏は、現在生息する世界中のクジラが海洋植物プランクトンを1%増加させると仮定し、取り込む炭素の量を計算した。さらに、クジラが死んだときに隔離される炭素量を、文献に基づいて1体あたりCO2換算で平均33トンとしてこれに加えた。

 そして、CO2排出量取引の現在の市場価格を用いて、クジラが回収する炭素の金銭的価値の合計を出し、エコツーリズムなどを通してクジラがもたらすその他の経済効果を追加した。

 すべて合わせてみると、クジラ1頭の生涯の価値は約200万ドルになると結論付けられた。全世界のクジラで計算すれば、1兆ドル(約215兆円)にのぼる可能性がある。

野生生物の経済的価値という考え方

 現在、地球の海には約130万頭のクジラが生息している。これを、商業捕鯨が始まる前の推定400万~500万頭まで回復させられれば、クジラだけで年間約17億トンのCO2を回収できる計算になる。ブラジルの1年間のCO2排出量を上回る量だ。

 だが、それも全人類の年間排出量である400億トンのなかでは数パーセントにすぎず、世界中がこれまで以上に厳しく保全努力に取り組んだとしても、商業捕鯨が始まる前の数まで回復させるには数十年がかかる。人間の手で海がひどく汚染されてしまった今となっては、それが実現可能かどうかもわからない。

「あまり誇大宣伝するつもりはありません。クジラを保護しさえすれば気候変動を食い止められるというわけでもありませんから」と語るのは、国連の環境プログラムと協力するノルウェーの財団GRIDアレンダールのブルー・カーボン・プログラムでリーダーを務めるスティーブン・ラッツ氏だ。

 ラッツ氏が、この分析結果が提示する数字よりも重要とみるのは、野生生物を生かしておくことでもたらされる経済的価値に着目した点だ。この手のアプローチは他の海洋生物にも適用できるだろうと、ラッツ氏は期待する。

「海洋炭素ということであれば、クジラは氷山の一角であると考えています」

 さらに、陸生動物にまでこれを拡大できないだろうか。例えば、7月15日付けの科学誌「Nature Geoscience」には、コンゴ盆地のゾウが、すみかである雨林に数十億トンの炭素を隔離する手助けをしているという論文が掲載された。

 この論文の筆頭著者で、フランス気候環境科学研究所の研究員ファビオ・ベルザギ氏は、IMFの分析は大型動物に関する「極めて重要な」点を浮き彫りにしていると話す。つまり、大型動物が人類にもたらす生態系サービスは、「すべての生き物に恩恵がある」ということだ。

「大型動物がサービスを提供し、そのサービスには価値があるということを認識する良いきっかけになると思います。それは、金額にして絶大な価値です」

文=Madeleine Stone/訳=ルーバー荒井ハンナ

「アーシャ・デ・ボス: なぜ鯨の糞が大切なのか TED」

https://headlines.yahoo.co.jp/ted?a=20160830-00002160-ted

2016/8/30(火) 9:00配信 yahooニュース

~翻訳~

1600年代 アメリ東海岸の沖にある ケープコッド湾には 湾の端から端まで クジラの背伝いに歩いて渡れるほど 多くタイセイヨウセミクジラがいました 今日では数百頭まで減少し 絶滅が危ぶまれています タイセイヨウセミクジラのように 200年に渡る捕鯨で 多くの鯨の種類が激減しました 鯨肉、鯨油、鯨骨のために 狩猟されたのです

70年代のセーブ・ザ・ホエールズの活動により 今日でも海に鯨がいるのです 商業捕鯨を阻止したことは有益で 「鯨を守れなかったら 何を守れるのか?」という 概念を創りました 環境破壊を阻止するため 私たちの政治的手腕が試されました 80年代初頭 反捕鯨運動により 商業捕鯨が禁止になりました しかし 海の鯨の数は 依然として少ないままです 他の人為的脅威にも 直面しているからです

残念なことに 私のような 鯨の保護活動家は多くの人から 鯨のカリスマ的な美しさゆえに 活動していると思われがちです これはひどい誤解です クジラが生態系のエンジニアだからなのです 鯨は海の安定と健康を護り 人間社会に恩恵を もたらしているのです

それでは 海の回復力にとって 鯨の保護がなぜ重要なのかを お話ししていきます それは二つに要約できます 「蔵の糞」と「腐敗した死骸」です

鯨は餌を求めて海中深く潜り 呼吸のために海面に上がってくる時 実際巨大な帯上の糞を出すのです いわゆる この鯨のポンプで実際 限りある必須栄養素を 深海からプランクトンが成長する 海面に持ってくることで 海洋生物の食物連鎖の基盤 を作るのです だから 海に暮らす より多くの鯨が糞をすれば 生態系全体が恩恵を受けるのです

鯨はすべての哺乳類の中でも 一番長い距離を回遊することでも知られています アメリカ沖のコククジラは 豊かな餌場と餌の少ない出産、育児場所の間― 1万6千キロを回遊し 毎年戻ってきます 1万6千キロを回遊し 毎年戻ってきます 鯨が回遊するたびに 排泄物という肥料を たくさんある海から 必要とする海に 運ぶわけです ですから 明らかに 海での水平方向と深さ方向の― 栄養循環において クジラはとても重要なのです

しかし とてもカッコいいのは 死んでからも重要なことです 鯨の死骸は最大級の有機堆積物となり 海面から沈むと 鯨骨生物群集と呼ばれます 海底に沈んだ死骸は ウナギに似た 体から粘液を出す ヌタウナギなど 400種に上る奇妙な生物の ご馳走になるのです だから200年に渡る捕鯨は 鯨を殺し 海から死骸を奪い 深海に沈むべき鯨骨生物群集の 発生頻度や地理的分布を乱したことでしょう その結果 餌として鯨の死骸に特化し 依存した種を幾つも 絶滅に追い込んだことでしょう

鯨の死骸は およそ 19万トンの二酸化炭素を 大気中から深海へ 運ぶことが知られています この量は 8 万台の車が1年間に排出する 量と同じです そのため 深海は 「二酸化炭素吸収源」であり 大気中の過剰な二酸化炭素を吸収して 地球温暖化を遅らせるのです 時折 鯨の死骸が浜辺に打ち上げられると 陸上の肉食系生物のエサとなるのです

200年に渡る捕鯨の弊害は明らかで 60%から90%の鯨の頭数の 減少につながりました セーブ・ザ・ホエールズの活動は 明らかに商業捕鯨の禁止には有益でしたが これを見直す時期に来たのです 今日 鯨が海で直面している 現代の差し迫った問題について 取り組む必要があるのです その他にも鯨が餌場を通る コンテナ船と衝突するのを防いだり 海を移動している内に 漁網が絡まないようにする 必要があります 私たちの保護のメッセージをいかに状況に 合わせるか考える必要があります そうすれば 鯨がもたらす 生態系の真の価値を理解してもらえるのです

さあ 再び鯨を保護しましょう ただ今回は ただ鯨のためだけではありません 我々のためでもあるのです

ありがとうございました

(拍手)

「鯨は驚くほど重要な仕事をしています」と海洋生物学者のアーシャ・デ・ボスは話します。「この巨大な生物は生態系エンジニアで、まず糞によって海を健康で安定した状態にするのです。」鯨が海の、ひいては地球の安定と健康の維持に役立っているという見過ごされがちな役割について、TEDフェローであるデ・ボスから学びましょう。 ( translated by Masako Kigami , reviewed by Claire Ghyselen )

巨大クジラ、漁業資源の増殖に貢献?

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/9468/?fbclid=IwAR01ZTgYOv0nmM5vczNfa1ZcqwLsVh48tSdhES2-Hg8y4zu1RCVRsIc8Ruc

2014.07.11

 海の生態系において、巨大クジラがこれまで科学者や漁業関係者が思っていた以上の役割を果たしていることが、新たな論文により明らかになった。 健全な海の生態系を維持する上で、大型のクジラが果たしている役割が、これまで科学者や漁業関係者が考えていた以上に大きいことを示す、新たな研究結果が発表された。網にかかった魚を食べてしまうとして、漁業従事者からは目の敵にされることもあるクジラだが、この研究ではこれは誤解だとしている。

 シロナガスクジラマッコウクジラセミクジラ、コククジラなど、大型のクジラの個体数回復が、世界中で海洋環境の健全化と漁業資源の増加につながっている可能性があることが、新たな研究により明らかになった。

 今回の研究論文の主執筆者で、バーリントンにあるバーモント大学所属の生物学者ジョー・ローマン(Joe Roman)氏は、これまで大型クジラの果たす役割が過小評価されていた理由について、「海洋学の研究が始まった当時、人間の乱獲により大型のクジラは生態系からほぼ消え去っていた」点を指摘する。

 大型のクジラは1970年代まで、大規模な捕鯨の対象となっていた。当時は、海洋に生息する大型クジラの66~90%が捕鯨により失われていたと推定される。

 しかしそれ以降、大型クジラは徐々に復活を遂げている。現在、マッコウクジラの個体数は100万頭、コククジラは数万頭に達している。

 しかし、地球上で生息が確認されているものとしては史上最大の生物であるシロナガスクジラについては、個体数回復のペースは遅い。実際、現在の個体数は、南半球におけるもともとの生息数の約1%にとどまっている。こうしたシロナガスクジラの不在により生態系が変化し、同じ海域に住む他のすべて生物も生き延びるのが難しくなっていると考えられると、ローマン氏は指摘する。

 同氏によれば、近年、クジラの個体数増加と技術の進歩が相まって、クジラ類の果たす役割の重要性に関しても、理解が深まっているという。技術の進歩は、特に海洋を回遊する動物に発信器を付け、その生態を追う技術において顕著だ。

◆ポンプやコンベヤーベルトの役割を果たすクジラ

 これまでの研究では、クジラは多くの場合、深海まで潜ってエサを採り、呼吸のために海面に戻ってくるが、これにより海水が縦方向にかき混ぜられることがわかっている。こうして海洋の異なる層をまたがって栄養成分や微生物が広がり、クジラ以外の生物にとっても格好のエサ場が形成される。さらに、クジラの尿や排泄物に含まれている物質、特に鉄分や窒素は、プランクトンの増殖に貢献する養分となる。

 多くの大型クジラは繁殖のために長距離を移動するが、この際に上記のようなさまざまな栄養成分を運んでくる。また、遠く離れた繁殖海域にもたらす養分は、栄養分に乏しいことが多いこうした海域では貴重な資源となる。さらにローマン氏によれば、クジラの胎盤も、他の生物にとっては食料源として活用できるという。同氏はクジラの回遊を、海洋の隅々に栄養成分をもたらす「コンベヤーベルト」に例えている。

 クジラは死後も他の生物の役に立つ。このような巨大な哺乳類が死ぬと、その遺体は海底に沈み、ヌタウナギカニ類から海生の環形動物まで、独特の生態系を構成するさまざまなスカベンジャー(腐肉食動物)のエサとなる。こうしたスカベンジャーの中にはこうした場所以外では存在が確認されていないものも数十種あると、ローマン氏は指摘する。

「(人間が)あまりに多くのクジラを捕獲したため、これらの(スカベンジャーと呼ばれる)動物には、存在を確認される前に絶滅してしまった種もいたはずだ」とローマン氏は語る。同氏はさらに、こうしたスカベンジャーのうち、どれほどの数が絶滅に追い込まれたかを推定する、新たな研究に取り組んでいることも明らかにした。

 海洋生物学者のマッダレーナ・ベアルツィ(Maddalena Bearzi)氏は、今回の論文を「質が高く興味深い研究」と評価し、海洋の生態系に海生哺乳類が果たしている役割について、理解を深めるのに役立つ可能性があるとしている。ベアルツィ氏はカリフォルニア州に本拠を置く海洋保護協会(Ocean Conservation Society)の会長で、今回の研究には関与していない。

◆漁業とクジラ保護の対立

 一方で、漁業に従事する人たちの一部からは、クジラが網にかかった魚を食べてしまうとして、数十年にわたり不満の声が上がっていた。中でも日本政府は積極的で、「クジラが我が国の漁業の脅威」になっているため捕鯨は必要だとする、極端な主張を展開するに至っている。

 国際舞台で捕鯨に関する交渉に携わった人物の1人、小松正之氏は、2001年にオーストラリア放送協会(ABC)のインタビューでミンククジラの個体数は「多すぎる」と指摘し、これを「海のゴキブリ」と呼んだことで知られている。

 だが、ローマン氏はこの意見に異を唱える。

 同氏はクジラのポンプやコンベアーベルトとしての働きに触れ、「これははるかに複雑な話だ」と指摘する。「我々が新たに検証した複数の研究では、クジラのような大型捕食動物が存在するほうが、生態系における魚類の個体数が多くなることが明らかになっている」。

 ローマン氏によれば、次のステップは、これらのプロセスを検証するためにより多くの現地調査を行うことになるという。こうした調査は、プランクトンや他の生物がクジラの存在に反応する、正確なメカニズムを把握する一助になると期待できる。

 これまでの研究について検証を行った今回の論文は、「Frontiers in Ecology and the Environment」誌のオンライン版に7月3日付で掲載された。

PHOTOGRAPH BY STEPHEN FRINK / CORBIS

文=Brian Clark Howard

~転載終了~

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